実は、今回の舞台となった小野東洋GCは、久保田が高校3年間バイトでキャディをつとめた、いわばホームグラウンド。「月に2、3回キャディをして、その後ハーフを回らせてもらっていました。グリーンは他のコースより読みやすいですし、マネジメントもバッチリです」という勝手知ったるコースなのだ。それだけに、大会前から「他の選手よりも、少し得しているかな」という自負もあったという。
現在は多くのプロを輩出するゴルフの名門・東北福祉大で「ゴルフ漬けの生活」を送っている。「環境は日本一。時間があれば、常にアプローチやパットの練習をしています」という練習量も、今回のサプライズを生み出した要因の1つだ。
憧れの選手で、大学の先輩でもある松山英樹には、「まだ名前を憶えてもらえてないと思う」と笑った。しかし「今回で覚えてもらいたいです」というのもモチベーションに、プレーを続ける。将来は「日本ツアーで活躍し、海外でもプレーしたい」という“松山ルート”を辿ることが目標だ。
この結果を受けても、「明日も、しっかりとプロから学んで、次に繋がる試合をしたい」と考えは初日から決してぶれない。「順位を意識せずできることをする。1打1打集中していきたいです」。この無欲の先に、大きな栄光があるかもしれない。(文・間宮輝憲)
現在は多くのプロを輩出するゴルフの名門・東北福祉大で「ゴルフ漬けの生活」を送っている。「環境は日本一。時間があれば、常にアプローチやパットの練習をしています」という練習量も、今回のサプライズを生み出した要因の1つだ。
憧れの選手で、大学の先輩でもある松山英樹には、「まだ名前を憶えてもらえてないと思う」と笑った。しかし「今回で覚えてもらいたいです」というのもモチベーションに、プレーを続ける。将来は「日本ツアーで活躍し、海外でもプレーしたい」という“松山ルート”を辿ることが目標だ。
この結果を受けても、「明日も、しっかりとプロから学んで、次に繋がる試合をしたい」と考えは初日から決してぶれない。「順位を意識せずできることをする。1打1打集中していきたいです」。この無欲の先に、大きな栄光があるかもしれない。(文・間宮輝憲)