<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 初日◇31日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,384ヤード・パー71)>
5年ぶりに宍戸に戻ってきた石川遼の戦いは、「諦めずにやり続けよう」と心に決めていた。前半はショットの不調に加えて、今週から変更した新パターがかみ合わずにノーバーディ・5ボギーで折り返した。
【関連写真】石川遼の4月のスイングはこんな感じだけど…
ようやく調子をつかんできたのは8番から。変えたのは、練習で行っているスイングを意識すること。「練習でできているスイングが、試合になると飛ばしたいのか、最後にヘッドを返してしまう」と、どうしても“練習用”のスイングと“試合用”のスイングになってしまう。「練習用のスイングだと、飛ばない感じがして返してしまう。でも、返したぶん、前じゃなくて横に飛んでいますから(笑)。勘弁してほしいですよね」。分かっていても直せない癖に思わず自虐の言葉がこぼれる。8番からは、その“飛ばしたい”イメージを抑えて、練習でのスイングを意識できたことでうまくいった。
後半では、14番から3連続バーディを奪うなどスコアも安定。初日は3バーディ・6ボギーの3オーバーと出遅れたが、最後はなんとか調子を上向きにすることができた。
「前半はすごいスコアを落としてめちゃくちゃ落ち込みましたけど、8番からスコアも安定してきているので」と、2日目から巻き返せる兆しも見えた。予選ラウンドは残り1日。ここから、諦めずに粘りを見せる。(文・谷口愛純)
5年ぶりに宍戸に戻ってきた石川遼の戦いは、「諦めずにやり続けよう」と心に決めていた。前半はショットの不調に加えて、今週から変更した新パターがかみ合わずにノーバーディ・5ボギーで折り返した。
【関連写真】石川遼の4月のスイングはこんな感じだけど…
ようやく調子をつかんできたのは8番から。変えたのは、練習で行っているスイングを意識すること。「練習でできているスイングが、試合になると飛ばしたいのか、最後にヘッドを返してしまう」と、どうしても“練習用”のスイングと“試合用”のスイングになってしまう。「練習用のスイングだと、飛ばない感じがして返してしまう。でも、返したぶん、前じゃなくて横に飛んでいますから(笑)。勘弁してほしいですよね」。分かっていても直せない癖に思わず自虐の言葉がこぼれる。8番からは、その“飛ばしたい”イメージを抑えて、練習でのスイングを意識できたことでうまくいった。
後半では、14番から3連続バーディを奪うなどスコアも安定。初日は3バーディ・6ボギーの3オーバーと出遅れたが、最後はなんとか調子を上向きにすることができた。
「前半はすごいスコアを落としてめちゃくちゃ落ち込みましたけど、8番からスコアも安定してきているので」と、2日目から巻き返せる兆しも見えた。予選ラウンドは残り1日。ここから、諦めずに粘りを見せる。(文・谷口愛純)