毎年優勝しながらも、やっぱり苦しかったのはあの1年【苦節編】
09年から11年連続で優勝し続けているが、それでも“低迷”と言われる時期はあった。初のシード選手として迎えた09年と翌年10年は年間4勝。しかし、11年から15年は毎年1勝に留まった。
■#1.本当に苦しかったのは、2013年 組織改革を行いながらの戦い
Q.4勝、4勝と来てからの11年。やはり年間1勝はもどかしかった?
「11年はサン・クロレラクラシックで勝って全英に行って、全英も悪くなくて。帰ってきたら秋口に調子が悪くなっちゃったんだよね。その年は、それで流れが悪かったかなという感じ。
そこから成績が出なくて、12年の秋口(10月のキヤノンオープン)に勝ったけど、その間が結構長かった。それを考えると、苦しかったかもね。そこまで順調に来ていたから。
ただ、本当に苦しかったのは13年。なんとなく、本当に勝てないかもと思った」
Q.13年は、当時で歴代最年少の選手会長に就任した年。両立は、やはり難しかった?
「やっぱり苦しかったよね。選手会とJGTOが本来足並みをそろえていかないといけないのに、当時はなかなか上手くいかなかった。そこを立て直すところからだったから、会社を作るような所からのスタートだった。
13年から3年間やったけど、1年目はまず地盤を固めないといけない。本当に営業ができたのは2年目からだった。当時は試合を増やそうと海外に行ったり、夜な夜な営業に行ったりもして」
Q.選手会長の任期中は、成績が出ないというジンクスも言われていますよね
「あったんだよな。でも、オレが会長をやっているときは試合数が減らなくて。
マイナビABCチャンピオンシップ、日本オープンと勝って、15勝目がRIZAP KBCオーガスタ。(優勝は)1回ずつだけどね」
⇒【関連】RIZAP KBCオーガスタで優勝「やっとスタートラインを越えられた」
「11年はサン・クロレラクラシックで勝って全英に行って、全英も悪くなくて。帰ってきたら秋口に調子が悪くなっちゃったんだよね。その年は、それで流れが悪かったかなという感じ。
そこから成績が出なくて、12年の秋口(10月のキヤノンオープン)に勝ったけど、その間が結構長かった。それを考えると、苦しかったかもね。そこまで順調に来ていたから。
ただ、本当に苦しかったのは13年。なんとなく、本当に勝てないかもと思った」
Q.13年は、当時で歴代最年少の選手会長に就任した年。両立は、やはり難しかった?
「やっぱり苦しかったよね。選手会とJGTOが本来足並みをそろえていかないといけないのに、当時はなかなか上手くいかなかった。そこを立て直すところからだったから、会社を作るような所からのスタートだった。
13年から3年間やったけど、1年目はまず地盤を固めないといけない。本当に営業ができたのは2年目からだった。当時は試合を増やそうと海外に行ったり、夜な夜な営業に行ったりもして」
Q.選手会長の任期中は、成績が出ないというジンクスも言われていますよね
「あったんだよな。でも、オレが会長をやっているときは試合数が減らなくて。
マイナビABCチャンピオンシップ、日本オープンと勝って、15勝目がRIZAP KBCオーガスタ。(優勝は)1回ずつだけどね」
⇒【関連】RIZAP KBCオーガスタで優勝「やっとスタートラインを越えられた」
■#2.やるならば、責任を持ってやらないと
Q.現在の男子ツアーも見て、任期の3年間を振り返ると?
「選手たちの気持ちとかは変わっている部分があるだろうし、当時よりも選手層が若くなってきている。今は遼が会長で引っ張っていって選手たちがついていっているし、JGTOも一緒に盛り上げようとなってくれている。
もともと会長は1年ごとに変わるシステムでやっていたけど、やっぱり責任をもって最低2年はやらないとと思った。自分がやってきたからという訳じゃないけど、3年目の最後にできあがったJGTOや選手会は、すごくよかったと感じています」
<目次>
■学生時代編:嫌なことがあると、一晩中塩釜で…ちょっとホロ苦い青春時代?
■プロデビュー編:いわゆる“ゾーン”に入る瞬間って?怒濤の3シーズンを振り返る!
■こぼれ話編:ハウスキャディ選びは“アレ”の良さが大事!海外での試合中、ちょっと意外な特技も発覚?
■苦節の年編:毎年優勝しながらも、やっぱり苦しかったのはあの1年
■現在&未来編:『満足しないまま死ぬんですよ』池田勇太がこの先に目指すものは?
「選手たちの気持ちとかは変わっている部分があるだろうし、当時よりも選手層が若くなってきている。今は遼が会長で引っ張っていって選手たちがついていっているし、JGTOも一緒に盛り上げようとなってくれている。
もともと会長は1年ごとに変わるシステムでやっていたけど、やっぱり責任をもって最低2年はやらないとと思った。自分がやってきたからという訳じゃないけど、3年目の最後にできあがったJGTOや選手会は、すごくよかったと感じています」
<目次>
■学生時代編:嫌なことがあると、一晩中塩釜で…ちょっとホロ苦い青春時代?
■プロデビュー編:いわゆる“ゾーン”に入る瞬間って?怒濤の3シーズンを振り返る!
■こぼれ話編:ハウスキャディ選びは“アレ”の良さが大事!海外での試合中、ちょっと意外な特技も発覚?
■苦節の年編:毎年優勝しながらも、やっぱり苦しかったのはあの1年
■現在&未来編:『満足しないまま死ぬんですよ』池田勇太がこの先に目指すものは?