<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 2日目◇7日◇小杉カントリークラブ(6,605ヤード・パー72)>
2014年にツアー初優勝、そして16年と「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で2勝を挙げている鈴木愛。今年は右手首痛のため、7月の「ニッポンハムレディスクラシック」以来、約2カ月ぶりの出場となったが、3アンダーと上位争いの輪に加わってきた。
【写真】雨にも負けず、鈴木愛は得意のグリーン上で照れ笑い
午前組でアウトコースからスタートした鈴木は、出だしの1番で残り91ヤードから3mにつけてバーディが先行。さらに11番パー5でも40ヤードの3打目を「入りそうだった」と3cmにピタリ。悪天候による中断明けとなった16番のセカンドショットを右に曲げてボギーとしたが、上がりの18番では5mのパーパットを沈めて笑顔でフィニッシュ。「予選突破できればいいかな」という目標のはるか上で最初の2日間を終えた。
雨風強い中でのラウンドに「ここまでタフになるとは思わなかった。途中“これ、やれるのかな”って思うこともあった」という過酷な1日。だが、こういった展開は大歓迎だ。「バーディ合戦よりも我慢大会のほうが好き。明日も今日みたいに荒れてくれれば。他の選手よりもパーを重ねられる自信はあるので」。得意な展開はブランクをかき消し、上位を争える位置まで導いた。
「トップ10を目指したいと思います」とこの位置での予選突破に、目標も上方修正。「明日も荒れますか?」と記者に逆質問し、“雨予報です”と聞くと「よし」とうなずいた鈴木。大荒れの展開となればさらなる上方修正の可能性はさらに高まる。(文・秋田義和)
2014年にツアー初優勝、そして16年と「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で2勝を挙げている鈴木愛。今年は右手首痛のため、7月の「ニッポンハムレディスクラシック」以来、約2カ月ぶりの出場となったが、3アンダーと上位争いの輪に加わってきた。
【写真】雨にも負けず、鈴木愛は得意のグリーン上で照れ笑い
午前組でアウトコースからスタートした鈴木は、出だしの1番で残り91ヤードから3mにつけてバーディが先行。さらに11番パー5でも40ヤードの3打目を「入りそうだった」と3cmにピタリ。悪天候による中断明けとなった16番のセカンドショットを右に曲げてボギーとしたが、上がりの18番では5mのパーパットを沈めて笑顔でフィニッシュ。「予選突破できればいいかな」という目標のはるか上で最初の2日間を終えた。
雨風強い中でのラウンドに「ここまでタフになるとは思わなかった。途中“これ、やれるのかな”って思うこともあった」という過酷な1日。だが、こういった展開は大歓迎だ。「バーディ合戦よりも我慢大会のほうが好き。明日も今日みたいに荒れてくれれば。他の選手よりもパーを重ねられる自信はあるので」。得意な展開はブランクをかき消し、上位を争える位置まで導いた。
「トップ10を目指したいと思います」とこの位置での予選突破に、目標も上方修正。「明日も荒れますか?」と記者に逆質問し、“雨予報です”と聞くと「よし」とうなずいた鈴木。大荒れの展開となればさらなる上方修正の可能性はさらに高まる。(文・秋田義和)