＜日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯　最終日◇9日◇小杉カントリークラブ（6,605ヤード・パー72）＞

国内メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」もいよいよ大詰め。あと18ホールで51回目の“プロナンバーワン”が決まる。

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3日目までのトップはトータル12アンダーの申ジエ（韓国）。ムービングデーは「71」と伸ばしあぐねたが、2位に3打のリードをつけて最終日を迎えた。ジエは今大会に勝てば手にしていない日本のメジャータイトルは「日本女子オープン」のみとなり、国内4大メジャー優勝の“生涯グランドスラム”にリーチがかかる。「それはまだ分からないです。残り18ホールありますから」と話すにとどまったが、期待は大きい。

追いかけるトータル9アンダーの2位にはジョン・ジェウン（韓国）。ムービングデーに「68」とこの日のベストスコアをたたき出し、「憧れの存在」と語るジエへの挑戦権を得た。「逆転できるかは分からないですが、精一杯頑張りたいと思います」とツアー初優勝、メジャー初優勝へ突っ走る。

トータル6アンダーの3位タイには大山志保、有村智恵、岩橋里衣、小祝さくら、テレサ・ルー（台湾）の5人。首位とは6打差と厳しい状況にあるが、爆発力のある選手が多いだけに前半からジエにプレッシャーをかけることができれば大逆転の目もありそうだ。