<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 最終日◇9日◇小杉カントリークラブ(6,605ヤード・パー72)>
気がつけばダブルスコア以上の差が付いていた。「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」はトータル16アンダーまで伸ばした申ジエ(韓国)が優勝。2週連続優勝、そして5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に続くメジャー2連勝を成し遂げた。
【写真】女子プロ界のファッションリーダー? 申ジエのドレス姿
2位に3打差、3位以下には6打差と大量リードで3日目を終えたが、そこから異変が。「緊張して眠れなくなっていました。朝ご飯も半分くらいしか食べられなくて…」。これまではどんなに緊張していようが、朝はしっかり食べられていた。それは5月のサロンパス-でも同様だ。「それだけ、この試合がどうしても勝ちたかった、ということでしょう」。思い返せば朝食が喉を通らないのは12年に優勝した「全英リコー女子オープン」の最終日以来。喉から手が出るほど欲していたタイトルだった。
実はキム・ジョンミンコーチいわく「ジエプロはとてもマインドコントロールが上手いタイプですが、お腹がすくとちょっと乱れるタイプ(笑)」。朝食をしっかり摂れなかったことで心配もあった。だが、そんな懸念を朝一の連続バーディで吹き飛ばした。「いいバーディが獲れたので、落ち着けて。3番でバナナをちゃんと食べて、最後までお腹を空かせないようにこまめに何かを口に入れていました」。その後のメンタルが正常だったかどうかは、この日のベストスコアとなる「68」という数字が何よりも物語っている。
この勝利で優勝賞金3600万円を加算。今季獲得賞金を約1億2400万円として、ランキング1位に浮上した。「アメリカで全ての目標を達成して、燃え尽きていたときに立てた目標です」という、日本を主戦場にすると決めたときからの悲願である賞金女王へ、ついにトップに立った。とはいえ、最も大事なのはこれをキープすることにある。「ここ最近いいプレーが続いていてここまで来ていますが、大事なのは最後に1位でいること。そうなれるようにこれからも頑張りたい」と気を引き締めた。
気がつけばダブルスコア以上の差が付いていた。「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」はトータル16アンダーまで伸ばした申ジエ(韓国)が優勝。2週連続優勝、そして5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に続くメジャー2連勝を成し遂げた。
【写真】女子プロ界のファッションリーダー? 申ジエのドレス姿
2位に3打差、3位以下には6打差と大量リードで3日目を終えたが、そこから異変が。「緊張して眠れなくなっていました。朝ご飯も半分くらいしか食べられなくて…」。これまではどんなに緊張していようが、朝はしっかり食べられていた。それは5月のサロンパス-でも同様だ。「それだけ、この試合がどうしても勝ちたかった、ということでしょう」。思い返せば朝食が喉を通らないのは12年に優勝した「全英リコー女子オープン」の最終日以来。喉から手が出るほど欲していたタイトルだった。
実はキム・ジョンミンコーチいわく「ジエプロはとてもマインドコントロールが上手いタイプですが、お腹がすくとちょっと乱れるタイプ(笑)」。朝食をしっかり摂れなかったことで心配もあった。だが、そんな懸念を朝一の連続バーディで吹き飛ばした。「いいバーディが獲れたので、落ち着けて。3番でバナナをちゃんと食べて、最後までお腹を空かせないようにこまめに何かを口に入れていました」。その後のメンタルが正常だったかどうかは、この日のベストスコアとなる「68」という数字が何よりも物語っている。
この勝利で優勝賞金3600万円を加算。今季獲得賞金を約1億2400万円として、ランキング1位に浮上した。「アメリカで全ての目標を達成して、燃え尽きていたときに立てた目標です」という、日本を主戦場にすると決めたときからの悲願である賞金女王へ、ついにトップに立った。とはいえ、最も大事なのはこれをキープすることにある。「ここ最近いいプレーが続いていてここまで来ていますが、大事なのは最後に1位でいること。そうなれるようにこれからも頑張りたい」と気を引き締めた。