「今は特定のコーチの方につく気は無くて、色々自分で考えてやることに重きを置いてやっています。そういった状況の中で、ここ最近は上手く調整ができていませんでした。少しでも調子を上げていきたい。そう思ったときに“やることをしっかりとやらないと”と基本練習に立ち返りました」

迷ったからこそ、基本に立ち返ったというわけだ。シード確定までのタイムリミットが刻一刻と迫ってくる中で、目の前の結果にとらわれすぎて近道を選ぼうとして、結果遠回りだったという話はよくあること。2012年からシードを保持し続ける木戸はコーチがいない中でも、地道に自分のスイングを模索している。