昨年の今大会でシードを失った原江里菜は、今年も57位と苦しい立場に。「ここ何試合かは自分が置かれている状況を気にしすぎて集中できていませんでした」と終盤戦で賞金を加算できなかった。「本当にゴルフが好きか自問自答したときに、これだけ今ピリピリしているのは“来年もゴルフしたいから、ゴルフが好きだから”と思えました。今週はその気持ちを持っていきたいと思います」と初心を取り戻し決戦に挑む。
シード獲得ラインとなる50位を逆転するには単独2位以上が必要な西山ゆかり、優勝が絶対条件の服部真夕も今季シード選手として戦った2人。開幕を前に共に覚悟が決まった表情を見せた。
西山は「これまでは感覚的にゴルフをやっていました。今季は、その感覚が無くなり“何で?何で?”と思うことも多かったのですがが、コーチにもたくさん見てもらって、たくさんのことを学べました」とつらかった一年を勉強の年と位置づける。「もっと早くできていればと思うこともありますが、その学んだことを、今後の1試合1試合に生かしていきたいです」と前を向く。
一方の服部は「今年は考えすぎることが多かった。考えすぎてアドレスの時間が長くなってしまっていました。今週は“構えたら打つ”を徹底していきたい。賞金ランクのことも気にせずやるだけ。最後の試合なので精一杯やりたいです。悔いなく4日間を終えたいです」と話した。
いよいよ15日(木)から決戦がはじまる。最後に笑うのはどの選手か。(文・秋田義和)
シード獲得ラインとなる50位を逆転するには単独2位以上が必要な西山ゆかり、優勝が絶対条件の服部真夕も今季シード選手として戦った2人。開幕を前に共に覚悟が決まった表情を見せた。
西山は「これまでは感覚的にゴルフをやっていました。今季は、その感覚が無くなり“何で?何で?”と思うことも多かったのですがが、コーチにもたくさん見てもらって、たくさんのことを学べました」とつらかった一年を勉強の年と位置づける。「もっと早くできていればと思うこともありますが、その学んだことを、今後の1試合1試合に生かしていきたいです」と前を向く。
一方の服部は「今年は考えすぎることが多かった。考えすぎてアドレスの時間が長くなってしまっていました。今週は“構えたら打つ”を徹底していきたい。賞金ランクのことも気にせずやるだけ。最後の試合なので精一杯やりたいです。悔いなく4日間を終えたいです」と話した。
いよいよ15日(木)から決戦がはじまる。最後に笑うのはどの選手か。(文・秋田義和)