2019年の活躍が期待される“新星”のスイングを、日本でもわずかの米国のレッスンプロ資格TPI(Titleist Performance Institute)レベル3取得者で、現在河本結らのコーチを務める目澤秀憲氏が解説。今回は2016、17年は賞金300万円台ながら、昨季は獲得約2600万円と大きな飛躍を遂げた木村彩子。
木村彩子のスイング連続写真がこちら
フェアウェイキープ率が75.5238%の3位と、曲がらないショットを武器に賞金を積み重ねた木村。自らも「ショットメーカー」と自負するプレースタイルが、昨年ついに開花の時を迎えた。
目澤氏は、そんな木村のスイングを見て開口一番「特徴がないのが特長」と表現した。そして「アマチュアの人にとって、この木村選手のスイングはとても参考になるのではないでしょうか」と前置きし、そのポイントを挙げた。それがアドレスから始動する時の手首の動きだ。
「フェースの使い方がとてもナチュラル。これはテークバックの段階で、早めにコックを使って、腰の位置までクラブが上がった時には、すでにフェースの向きを決めているからではないでしょうか。早めにコックを使うと、フェースは安定しやすい。フェースを固め、クラブを上げる軌道をしっかりと意識しながら、そのまま打つというイメージを持っているのだと思います」
では、この“木村流”をマネしようとする時、どのような意識を持てばいいのだろうか。目澤氏は、「クラブを上げる時、左手の甲を体の正面に向けるようなイメージで固定します。そして、その時に決まったフェースの向きのまま体を回しながら腕を上げるだけ。こうするとスイング中のフェース面が変わりづらく、スクエアな位置をキープできます」
木村彩子のスイング連続写真がこちら
フェアウェイキープ率が75.5238%の3位と、曲がらないショットを武器に賞金を積み重ねた木村。自らも「ショットメーカー」と自負するプレースタイルが、昨年ついに開花の時を迎えた。
目澤氏は、そんな木村のスイングを見て開口一番「特徴がないのが特長」と表現した。そして「アマチュアの人にとって、この木村選手のスイングはとても参考になるのではないでしょうか」と前置きし、そのポイントを挙げた。それがアドレスから始動する時の手首の動きだ。
「フェースの使い方がとてもナチュラル。これはテークバックの段階で、早めにコックを使って、腰の位置までクラブが上がった時には、すでにフェースの向きを決めているからではないでしょうか。早めにコックを使うと、フェースは安定しやすい。フェースを固め、クラブを上げる軌道をしっかりと意識しながら、そのまま打つというイメージを持っているのだと思います」
では、この“木村流”をマネしようとする時、どのような意識を持てばいいのだろうか。目澤氏は、「クラブを上げる時、左手の甲を体の正面に向けるようなイメージで固定します。そして、その時に決まったフェースの向きのまま体を回しながら腕を上げるだけ。こうするとスイング中のフェース面が変わりづらく、スクエアな位置をキープできます」