トーナメント会場で、選手の印象的な言葉や、プライベートシーンなどを耳にする機会が多い現場記者。そのなかで『あの時、何を考えていたの?』、『今ハマっているものは?』、『プロの悩みって?』…のような選手の素の表情やツアーの裏側が分かる、ちょっと“パンチ”の効いた(?)話をお届け!【日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯】
シブコ、アイアンショットインパクトの瞬間【大会写真】
事件は初日の朝に起きた。132人出場の国内公式戦。朝のトップスタートは早朝6時50分。早いスタートの選手は、早朝5時台からコース入りするが、その中の一人が宮崎乙美。実は宮崎、出場権が下りてくるのを待つ、ウェイティングの身だった。
欠場者が出た場合に繰り上がるウェイティング。初日の第1組スタートの1時間前までに手続きをし、所在を明確にしないといけないのだが、宮崎は朝5時半にはコースに来ていたという。
「もしかしたら出場できるかも、と思っていて準備を始めようかと思っていたら…」。そんな宮崎に電話がかかってきたのが6時45分。「出られます!」。「やった!」と思ったのもつかの間、時間を聞いて驚いた。「トップスタートの6時50分です」。「!!!」。駐車場でウォーミングアップを始めようとした瞬間だった。「えええええ!」と、なんの準備も行わないまま、スタートホールに向かった。
ついたのはスタート直前。欠場したウム・ナヨン(韓国)は組の3番目だったため、少しだけ余裕があり、ティショットはフェアウェイをヒット。さらにはバーディパットも決めて、ドタバタスタートからなんと、一時は2アンダーまで伸ばし、最終的にはイーブンパーの36位タイで初日を終えた。
シブコ、アイアンショットインパクトの瞬間【大会写真】
事件は初日の朝に起きた。132人出場の国内公式戦。朝のトップスタートは早朝6時50分。早いスタートの選手は、早朝5時台からコース入りするが、その中の一人が宮崎乙美。実は宮崎、出場権が下りてくるのを待つ、ウェイティングの身だった。
欠場者が出た場合に繰り上がるウェイティング。初日の第1組スタートの1時間前までに手続きをし、所在を明確にしないといけないのだが、宮崎は朝5時半にはコースに来ていたという。
「もしかしたら出場できるかも、と思っていて準備を始めようかと思っていたら…」。そんな宮崎に電話がかかってきたのが6時45分。「出られます!」。「やった!」と思ったのもつかの間、時間を聞いて驚いた。「トップスタートの6時50分です」。「!!!」。駐車場でウォーミングアップを始めようとした瞬間だった。「えええええ!」と、なんの準備も行わないまま、スタートホールに向かった。
ついたのはスタート直前。欠場したウム・ナヨン(韓国)は組の3番目だったため、少しだけ余裕があり、ティショットはフェアウェイをヒット。さらにはバーディパットも決めて、ドタバタスタートからなんと、一時は2アンダーまで伸ばし、最終的にはイーブンパーの36位タイで初日を終えた。