16年のファイナルQTを16位で通過したセキは、翌年初めて日本のレギュラーツアーに参戦。しかし、32試合に出場したものの17試合で予選落ち、賞金ランクも78位(約958万円)に終わった。さらにその年はQTもサードで敗退。ファイナルに進んだ翌18年も、トータル7オーバー・82位でレギュラー参戦には及ばなかった。昨年のQTでは3日目に「77」を叩き失速した際、その理由を「レギュラーツアーに戻りたい気持ちが強くて焦ってしまった」と話していたほど、“気合”がこもっていた。
――当時レギュラーツアーで通用しなかった原因はどこにあったと思いますか?
「あの時は、飛距離で苦しみました。ドライビングディスタンスは220ヤード(スタッツ上は220.01ヤード、91位)しかなく、さらにセッティングも厳しくて歯が立ちませんでした。飛距離だけでなく、試合も多いので、体力、集中力を最後まで維持することも難しかった。それもあって、18年はQTが終わった2日後に、すぐに冬のトレーニングを開始して、1年間持つ体作りを続けてきました。今は飛距離も240〜250ヤードは出るようになって、QTもすごく戦いやすかったです」
――体重でいうとどれくらい増えましたか?
「17年に比べて今は3キロほど増えています。一番増えた時期は5キロほどアップしていました。最初、筋肉をつける時に一気に体重を増やしたんですけど、今はベースの筋量ができあがったので、あとはこれを上げながら、脂肪を落とす段階に入っています。やっぱり、キレイな洋服も着たいので、脂肪は最低限必要なものを残すだけ(笑)。今年は『もっと強く、もっとキレイに』が目標です(笑)」
――18年のQTに失敗した時は、悲痛な表情で会場を去る姿が印象的でした
「あの時は、本当にとても悲しかったです。ただもちろんプロゴルファーはみなさん努力を続けていて、厳しい戦いなのは当然です。(QTの後)1カ月ほどはすごく悩みましたが、その間もさっきの話のようにトレーニングも積んで、練習も続けていました。その後は元気を出して、もっと丁寧に練習をしようと決めました」
――その時期を乗り越えてつかんだ日本初優勝は、やはりうれしかったでしょうね。緊張などはありましたか?
「優勝争いの時は、ゾーンに入っていたという印象です。そしてメンタル面で、プロゴルファーになれたかなと思うことができた試合でした。他の選手とのスコアも気にすることなく、自分のボールに集中することができました。(2016年に)中国ツアーで賞金女王になった時の優勝経験も生かせたと思います」
ゴルフの話をする時は、すごく真剣な表情で、以前よりもグッと流暢になった日本語で自らの考えを伝える。しかし、プライベートの話をする時は、一気に表情を緩め、21歳の若き乙女らしさものぞかせる。
――当時レギュラーツアーで通用しなかった原因はどこにあったと思いますか?
「あの時は、飛距離で苦しみました。ドライビングディスタンスは220ヤード(スタッツ上は220.01ヤード、91位)しかなく、さらにセッティングも厳しくて歯が立ちませんでした。飛距離だけでなく、試合も多いので、体力、集中力を最後まで維持することも難しかった。それもあって、18年はQTが終わった2日後に、すぐに冬のトレーニングを開始して、1年間持つ体作りを続けてきました。今は飛距離も240〜250ヤードは出るようになって、QTもすごく戦いやすかったです」
――体重でいうとどれくらい増えましたか?
「17年に比べて今は3キロほど増えています。一番増えた時期は5キロほどアップしていました。最初、筋肉をつける時に一気に体重を増やしたんですけど、今はベースの筋量ができあがったので、あとはこれを上げながら、脂肪を落とす段階に入っています。やっぱり、キレイな洋服も着たいので、脂肪は最低限必要なものを残すだけ(笑)。今年は『もっと強く、もっとキレイに』が目標です(笑)」
――18年のQTに失敗した時は、悲痛な表情で会場を去る姿が印象的でした
「あの時は、本当にとても悲しかったです。ただもちろんプロゴルファーはみなさん努力を続けていて、厳しい戦いなのは当然です。(QTの後)1カ月ほどはすごく悩みましたが、その間もさっきの話のようにトレーニングも積んで、練習も続けていました。その後は元気を出して、もっと丁寧に練習をしようと決めました」
――その時期を乗り越えてつかんだ日本初優勝は、やはりうれしかったでしょうね。緊張などはありましたか?
「優勝争いの時は、ゾーンに入っていたという印象です。そしてメンタル面で、プロゴルファーになれたかなと思うことができた試合でした。他の選手とのスコアも気にすることなく、自分のボールに集中することができました。(2016年に)中国ツアーで賞金女王になった時の優勝経験も生かせたと思います」
ゴルフの話をする時は、すごく真剣な表情で、以前よりもグッと流暢になった日本語で自らの考えを伝える。しかし、プライベートの話をする時は、一気に表情を緩め、21歳の若き乙女らしさものぞかせる。