上原彩子ら沖縄県出身のプロゴルファー14選手が、3月9日に開催予定だった首里城再建応援チャリティーコンペで集まった寄付金を那覇市に寄付した。コンペ自体は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったが、寄せられた249万9307円が寄付された（4月16日付け、振り込みで行った）。

いま自宅でできることを渋野日向子が見せてくれた【動画】

本コンペは、昨年10月に焼失した沖縄県のシンボル、首里城の再建を願う同県出身プロが賛同し、行われる予定だった。国内女子ツアー開幕戦直後の開催を予定していたが、やむなく中止。今回は、参加予定だった参加者やアスリートから集まっていた金額を寄付したものだ。

中止とはなってしまったものの、意義あるものと上原は感じている。「沖縄出身のプロの心がひとつになって、みんなで話し合いをして動けたということは、良かったと思います。そして、寄付して下さった皆さま、チャリティー品を提供して下さったアスリートの皆様へ心より感謝申し上げます」とした。

主戦場の米国女子ツアーも中断となっているため、上原は自宅にプチ練習場をつくりそこで練習している。「今は新型コロナウイルスにより各ツアー再開のメドも立たずに大変な状況が続いていますが、それぞれが今できる事を行い、再開が決まった際にはファンの皆さんに更にゴルフの魅力を感じてもらえるように頑張りたいです。みなさんもぜひ、不要不急の外出はせずに一日も早い新型コロナウイルスの終息に向けて、みんなで頑張りましょう」とメッセージを送った。

【チャリティーコンペ主催の14選手】新垣比菜、上原彩子、上原美希、大城さつき、大城美南海、金井智子、川満陽香理、比嘉真美子、宮里美香、諸見里しのぶ、山口春歌、山里愛、山城奈々、与那嶺未来（50音順）