首位に立つのは昨年プロテスト合格の黄金世代・田中瑞希。他にもプラチナ世代の古江彩佳、同じくルーキーの西郷真央、黄金世代の臼井麗香ら若い世代が上位にひしめき合う。経験の面で鈴木に分があるという見方が強いが、今大会では状況が違うという。
「今季初めての試合ですし、無観客なので大勢のギャラリーが入っていたいつもと雰囲気が違います。見ている方が多いほど“ミスしてはいけない”など緊張するものですが、今週はみんなプレッシャーを感じることなく、落ち着いてできているように見えます。経験が少ない子でも優勝する可能性は十分にあると思います」
確かに西郷が「無観客はアマチュアの試合のようで逆に集中できていると思います」といえば、首位を走る田中に至っては「無観客のほうが良かったと思います。大勢の前でプレーした経験がないので、(ギャラリーがいたら)萎縮していたと思う。今は緊張していないです」とまで言い切っている。優勝争いの重圧のかかりかたがいつもより少ない分、若手の躍動が目立っている側面は否めない。
そんないつもとは異なる戦いだが、優勝へ向かうプロセスが見えているのはアドバンテージの一つであることは間違いない。「勝つためには7つ、8つ伸ばさないといけないと思う。そこを目指したいですが、開幕戦ということもあるのであまり欲張らず。アウトコースのほうが伸ばしやすいので、今日みたいに出だしからポンポンバーディを獲っていけばチャンスはあると思います」。女王として、若手の前に壁として立ちはだかる準備は整っている。
「今季初めての試合ですし、無観客なので大勢のギャラリーが入っていたいつもと雰囲気が違います。見ている方が多いほど“ミスしてはいけない”など緊張するものですが、今週はみんなプレッシャーを感じることなく、落ち着いてできているように見えます。経験が少ない子でも優勝する可能性は十分にあると思います」
確かに西郷が「無観客はアマチュアの試合のようで逆に集中できていると思います」といえば、首位を走る田中に至っては「無観客のほうが良かったと思います。大勢の前でプレーした経験がないので、(ギャラリーがいたら)萎縮していたと思う。今は緊張していないです」とまで言い切っている。優勝争いの重圧のかかりかたがいつもより少ない分、若手の躍動が目立っている側面は否めない。
そんないつもとは異なる戦いだが、優勝へ向かうプロセスが見えているのはアドバンテージの一つであることは間違いない。「勝つためには7つ、8つ伸ばさないといけないと思う。そこを目指したいですが、開幕戦ということもあるのであまり欲張らず。アウトコースのほうが伸ばしやすいので、今日みたいに出だしからポンポンバーディを獲っていけばチャンスはあると思います」。女王として、若手の前に壁として立ちはだかる準備は整っている。