2014年の「KKT杯バンテリンレディス」で、国内女子ツアー史上最年少となる15歳293日でアマチュア優勝を果たした勝みなみ。18年の「大王製紙エリエールレディスオープン」でプロとして初優勝を飾り、これまでにツアー通算4勝を挙げている。コーチをつけずに自分でスイングを作り上げてきた感覚派のクラブセッティングを見てみよう。
勝みなみとSKE48の山内鈴蘭さんが笑顔でピース【写真】
ドライバーは『スリクソン Z785』を使用。勝の昨年のドライビングディスタンスは、249.6ヤードで9位と飛距離が出る。昨シーズンの最後の3試合、「伊藤園レディス」から「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで、ドライバーは『ゼクシオ エックス』を使っていたが、今は『スリクソン Z785』に戻している。
「私の場合、もともとスリクソンの方が飛ぶんです。暖かくなってヘッドスピードが上がってきたので、ゼクシオだとボールが上がりすぎてしまう。つかまりがいいので、左に左に行っちゃう。だからスリクソンに戻しました」と勝はいう。
ダンロップのクラフトマンを務める松栄圭一郎氏は、「やはり『Z785』の操作性が良かったようです。シャープな顔が好みなので、スリクソンのほうが安心感があったのかもしれません。勝プロは感覚派で、数発打てば振り心地でそのクラブが合っているか分かる。ドライバーのテストでは同じ仕様でロフト、フェースアングルなど若干変化をつけたクラブを2、3本準備して行うことが多いですね」と補足してくれた。
■アイアンはミスをしっかり感じたい
アイアンは女子では珍しくマッスルバックの『スリクソン Zフォージド』を使用している。なぜマッスルバックなのか? 勝は「私はクラブヘッドが上から入るので、スピンがかかりすぎて、他のクラブだと球が吹き上がってしまう。だからマッスルがいいんです」と理由を説明する。
勝みなみとSKE48の山内鈴蘭さんが笑顔でピース【写真】
ドライバーは『スリクソン Z785』を使用。勝の昨年のドライビングディスタンスは、249.6ヤードで9位と飛距離が出る。昨シーズンの最後の3試合、「伊藤園レディス」から「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで、ドライバーは『ゼクシオ エックス』を使っていたが、今は『スリクソン Z785』に戻している。
「私の場合、もともとスリクソンの方が飛ぶんです。暖かくなってヘッドスピードが上がってきたので、ゼクシオだとボールが上がりすぎてしまう。つかまりがいいので、左に左に行っちゃう。だからスリクソンに戻しました」と勝はいう。
ダンロップのクラフトマンを務める松栄圭一郎氏は、「やはり『Z785』の操作性が良かったようです。シャープな顔が好みなので、スリクソンのほうが安心感があったのかもしれません。勝プロは感覚派で、数発打てば振り心地でそのクラブが合っているか分かる。ドライバーのテストでは同じ仕様でロフト、フェースアングルなど若干変化をつけたクラブを2、3本準備して行うことが多いですね」と補足してくれた。
■アイアンはミスをしっかり感じたい
アイアンは女子では珍しくマッスルバックの『スリクソン Zフォージド』を使用している。なぜマッスルバックなのか? 勝は「私はクラブヘッドが上から入るので、スピンがかかりすぎて、他のクラブだと球が吹き上がってしまう。だからマッスルがいいんです」と理由を説明する。