<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日>◇11日◇キングフィールズゴルフクラブ(6,700ヤード・パー72)
千葉県のキングフィールズゴルフクラブで開催された、国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の最終日。2位タイからスタートした三塚優子が、3打差を跳ね除けトータル6アンダーで逆転優勝。2年半ぶりとなるツアー通算4勝目をメジャーの大舞台で挙げた。
「昨日の時点で私の勝ちはないと思っていた」首位の横峯さくらとは3打差。スタート時から勝利は無いと考えていた三塚はだったが、2番パー5でラフから3打目のアプローチを1.5メートルにつけバーディを奪取。続く3番パー3ではボギーを叩いたものの、5番パー3では7番アイアンで80センチにつけるスーパーショットを披露。6番パー5でも8メートルのパットをねじ込んで連続バーディを奪う。横峯が前半2ボギーと伸び悩んでる間に単独首位に浮上した。
一組前のフォン・シャンシャン(中国)が追い上げを見せるが、15番でもバーディを奪取し、突き放しにかかる。17番パー5では、ティショットを左のラフに入れると「かかとがバンカーに入るか入らないか」のアドレスしづらい場所から、2打目を池の方向に打ってしまうも、ぎりぎり池ポチャを免れパーをセーブ。最後にひやっとする場面もあったが、フォンを1打差で振り切り嬉しいメジャー初タイトルを手にした。
勝ちはないと思っていたために「プレッシャーがかからず、伸び伸びプレーできた」のが功を奏したと語った三塚。「コースがすごかったので、相手のスコアとかが気にならず集中できた」こともプラスに働いたようだ。3日目にショットが乱れたが、これも「スタンスの幅を狭くしたら方向性がよくなった」スパイク幅半分ぐらいスタンスを狭め、ショットをラウンド前に修正できたことも勝因となった。
昨年の3月に父康輝さんがガンで他界。優勝インタビューで涙を見せていたが、その後の記者会見でも「メジャーで勝つ姿を父に見せてあげたかった」と少し涙ぐんだ三塚。「日本女子オープンやリコーなど、まだ欲しいタイトルがたくさんある」と次も狙うはメジャーのタイトル。復活を遂げた女子プロ屈指のパワーヒッターが、これからツアーで大暴れしそうだ。
千葉県のキングフィールズゴルフクラブで開催された、国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の最終日。2位タイからスタートした三塚優子が、3打差を跳ね除けトータル6アンダーで逆転優勝。2年半ぶりとなるツアー通算4勝目をメジャーの大舞台で挙げた。
「昨日の時点で私の勝ちはないと思っていた」首位の横峯さくらとは3打差。スタート時から勝利は無いと考えていた三塚はだったが、2番パー5でラフから3打目のアプローチを1.5メートルにつけバーディを奪取。続く3番パー3ではボギーを叩いたものの、5番パー3では7番アイアンで80センチにつけるスーパーショットを披露。6番パー5でも8メートルのパットをねじ込んで連続バーディを奪う。横峯が前半2ボギーと伸び悩んでる間に単独首位に浮上した。
一組前のフォン・シャンシャン(中国)が追い上げを見せるが、15番でもバーディを奪取し、突き放しにかかる。17番パー5では、ティショットを左のラフに入れると「かかとがバンカーに入るか入らないか」のアドレスしづらい場所から、2打目を池の方向に打ってしまうも、ぎりぎり池ポチャを免れパーをセーブ。最後にひやっとする場面もあったが、フォンを1打差で振り切り嬉しいメジャー初タイトルを手にした。
勝ちはないと思っていたために「プレッシャーがかからず、伸び伸びプレーできた」のが功を奏したと語った三塚。「コースがすごかったので、相手のスコアとかが気にならず集中できた」こともプラスに働いたようだ。3日目にショットが乱れたが、これも「スタンスの幅を狭くしたら方向性がよくなった」スパイク幅半分ぐらいスタンスを狭め、ショットをラウンド前に修正できたことも勝因となった。
昨年の3月に父康輝さんがガンで他界。優勝インタビューで涙を見せていたが、その後の記者会見でも「メジャーで勝つ姿を父に見せてあげたかった」と少し涙ぐんだ三塚。「日本女子オープンやリコーなど、まだ欲しいタイトルがたくさんある」と次も狙うはメジャーのタイトル。復活を遂げた女子プロ屈指のパワーヒッターが、これからツアーで大暴れしそうだ。