＜樋口久子 森永製菓ウイダーレディス　2日目◇29日◇森永高滝カントリー倶楽部(6,652ヤード・パー72)＞

　国内女子ツアー「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」の2日目。イーブンパー17位タイスタートの永井奈都が、7バーディ・1ボギーの快進撃を見せトータル6アンダーで単独首位に浮上。ツアー初優勝へ王手をかけた。

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　この日はパットが面白いように決まった。出だしの1番で7メールのバーディパットを沈めると、3番でも下りの5メートルを沈めた。6番こそボギーにしたが、10番ではチップインバーディ、15番では9メートルをねじ込み、上がり2ホールもバーディで締めた。

　ロングパット以外にも「チャンスについたところでは、ほとんどパットが決まってショットも安定した」という永井。「昨日は(パッティングで)思ったところに打てていなかった」が、ホールアウト後に練習グリーンでひたすらボールを転がし、その成果がさっそくあらわれたようだ。

　また、今大会は学生時代の同級生がキャディとしてバックを担いでいることも心強いと永井は話す。ミスしても励ましてくれる友達のおかげで「気持ちの部分で前向きになれる」と積極的にプレーを続けている。「明日も友達と頑張れたらいいな」と意気込みを見せた永井が念願の初優勝をつかむことが出来るか。