一方、稲見と約1688万円差の古江も、首位と3打差の4アンダー・4位タイと好発進した。直近3試合を見ると、優勝、優勝、3位タイと好調ぶりは歴然。棄権、欠場で2試合賞金を獲得できなかった稲見との差を、一気に縮めている。それだけに「意識しないといっても、(賞金)1位になりたいという意識はある」と、早い段階での逆転も視野に入れてのプレーが続く。
腰痛を抱えながらも出場した稲見は、1アンダー・24位タイとまずまずの滑り出し。一時は女王争いで、今季8勝を挙げる22歳の独走ムードも漂っていたが、ここにきてのんびりとはできなくなった。ただ今大会の開幕前日には「最後のリコーまで分からないと思うので、特別(賞金女王は)意識しない」と、そこへの焦りはないことを強調。やはり今は「先週、今週だったらきょうが一番ひどかったかなという状態。痛み止めを飲んでなんとか」と話す腰をケアしつつ、完走を目指すことが第一目標といえそうだ。
2年前の前シーズンでも、最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで鈴木愛、渋野日向子、申ジエ(韓国)による女王争いが白熱した。今年はどういう形で決着するのか。本格的に、そこへの注目度も増す季節となった。
腰痛を抱えながらも出場した稲見は、1アンダー・24位タイとまずまずの滑り出し。一時は女王争いで、今季8勝を挙げる22歳の独走ムードも漂っていたが、ここにきてのんびりとはできなくなった。ただ今大会の開幕前日には「最後のリコーまで分からないと思うので、特別(賞金女王は)意識しない」と、そこへの焦りはないことを強調。やはり今は「先週、今週だったらきょうが一番ひどかったかなという状態。痛み止めを飲んでなんとか」と話す腰をケアしつつ、完走を目指すことが第一目標といえそうだ。
2年前の前シーズンでも、最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで鈴木愛、渋野日向子、申ジエ(韓国)による女王争いが白熱した。今年はどういう形で決着するのか。本格的に、そこへの注目度も増す季節となった。