ドライビングレンジやパッティンググリーンにいる時間が、レギュラーツアーの選手は自分と比較して圧倒的に長かったのだ。櫻井はすぐさま練習量を増やしたという。
その効果はすぐに出た。「ほけんの窓口レディース」翌月、6月だった。ステップ・アップ・ツアー「ECCレディス」で優勝、そして8月の「北海道meijiカップ」2位を挟んで、9月にステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」でステップ2勝目を挙げるや、翌週の「2022中国新聞ちゅーピーレディースカップ」でも優勝。その後も、10月に「かねひで美やらびオープン」「日台交流うどん県レディース」で再び2週連続優勝。ステップ・アップ・ツアーでは今季5勝を挙げ、現在賞金ランキングで1位に立っている。
「ボギーの数が減りました。真っすぐ打ち出せるようになって、微妙なパーパットを沈められるようになりました。パーを取りこぼすことが少なくなって、自信を持ってバーディを獲れています」と話すとおり、ステップ・アップ・ツアーのシーズン中のノーボギーランド数が8回(これまでの記録は18年高木萌衣の6回)と記録を更新中だ。
ちなみにステップ・アップ・ツアーのシーズン勝利数でも、櫻井の5勝は18年河本結の4勝を抜いて記録を更新中。獲得賞金額も現在24,304,100円で18年ヌック・スカパン(タイ)が記録した20,920,764円を抜いて記録を更新中である。
ステップ・アップ・ツアーで次々に記録を塗り替えている櫻井が、今大会でどんなプレーを見せるか。「ラフもグリーンの速さも、ステップとは違います。セッティングが難しいので、マネジメントをしっかりやって上位には入れるように頑張ります」というように、今大会の台風の目になることに期待したい。(文・河合昌浩)
その効果はすぐに出た。「ほけんの窓口レディース」翌月、6月だった。ステップ・アップ・ツアー「ECCレディス」で優勝、そして8月の「北海道meijiカップ」2位を挟んで、9月にステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」でステップ2勝目を挙げるや、翌週の「2022中国新聞ちゅーピーレディースカップ」でも優勝。その後も、10月に「かねひで美やらびオープン」「日台交流うどん県レディース」で再び2週連続優勝。ステップ・アップ・ツアーでは今季5勝を挙げ、現在賞金ランキングで1位に立っている。
「ボギーの数が減りました。真っすぐ打ち出せるようになって、微妙なパーパットを沈められるようになりました。パーを取りこぼすことが少なくなって、自信を持ってバーディを獲れています」と話すとおり、ステップ・アップ・ツアーのシーズン中のノーボギーランド数が8回(これまでの記録は18年高木萌衣の6回)と記録を更新中だ。
ちなみにステップ・アップ・ツアーのシーズン勝利数でも、櫻井の5勝は18年河本結の4勝を抜いて記録を更新中。獲得賞金額も現在24,304,100円で18年ヌック・スカパン(タイ)が記録した20,920,764円を抜いて記録を更新中である。
ステップ・アップ・ツアーで次々に記録を塗り替えている櫻井が、今大会でどんなプレーを見せるか。「ラフもグリーンの速さも、ステップとは違います。セッティングが難しいので、マネジメントをしっかりやって上位には入れるように頑張ります」というように、今大会の台風の目になることに期待したい。(文・河合昌浩)