＜meijiカップ　2日目◇4日◇札幌国際カントリークラブ島松コース(6,490ヤード・パー72)＞

　国内女子ツアー「meijiカップ」。4位タイからスタートした高校3年生アマチュア藤田光里は、スコアを崩すことなくトータル3アンダーでホールアウト。首位と3打差の5位タイと順位は下げたものの、「サントリーレディス」のキム・ヒョージュ(韓国)以来のアマチュア優勝も狙える位置で2日目を終えた。

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　最終組の1つ前で堂々のプレーを見せた。「前半はグリーンに乗らなかったし、後半もボギーがあって1日ガマンでしたね」と苦笑いを見せたものの、強風が吹き荒れプロが軒並みスコアを落とす中最後まで粘りきった。前半をスコアカード通りのプレーで終えると、10番、12番とバーディを奪取。一時は首位と1打差まで浮上してみせる。

　その後2つのボギーでスコアを落としたものの、最終18番はドライバーのミスから招いたピンチをパーセーブ。「上出来とは言えないけど、パープレーはまぁまぁですね」とガマンのゴルフに胸をなでおろした。

　仮に最終日、逆転優勝となれば宮里藍を上回る17歳314日の年少記録。それでも、藤田は「順位とかはあまり気にしてないです。とりあえずベストを尽くしてやりたい」と快挙を気にする様子はない。「北海道女子アマ選手権」4連覇中の“北の大器”は動じることなく自分のゴルフを貫いていく。