＜NEC軽井沢72ゴルフトーナメント　2日目◇11日◇軽井沢72ゴルフ北コース(6,525ヤード・パー72)＞

　長野県にある軽井沢72ゴルフ北コースで開催されている、国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の2日目。首位タイでスタートした日下部智子がスコアを4つ伸ばし、トータル8アンダー単独首位に浮上。混戦から一歩抜け出した。

撮れたて！LIVE写真館でこの日のプレーを振り返る

　日下部は2番パー5で2メートルのバーディパットを沈めると6番、9番でもバーディを奪いスコアを3つ伸ばしてハーフターン。混戦のなか自分のゴルフに徹し、まわりは気にしていなかったが、17番で5つ目のバーディを奪ったあと「もしかして？」と思い順位を確認すると単独首位。だが「最後は私らしいですね(笑)」最終18番では、セカンドショットのミスからボギーとしてしまい2日目の競技を終えた。

　好調の要因はパッティング。「これまでのクロスハンドから、重ねるような握り方に変えました」と初日からパットが決まっている。この日は12番で3メートルのパーパットを残してしまったが、嫌な距離をしっかりと沈めることができた。

　「単独首位は自分でもビックリです。予選落ちが続いていたのでまさか上位にいけるとは。最終日、最終組は07年のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン以来かな？」とコメントした日下部。「ミラクルをおこしたいですね」と初優勝にかける意気込みを語った。