＜日本女子オープン　事前情報◇25日◇横浜カントリークラブ 西コース(6,545ヤード・パー72)＞

　横浜CCで開催される、国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」。宮里藍は月曜の練習ラウンドに続き、この日プロアマで18ホールを回り大一番へ向けて準備を整えた。

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　宮里は「フェアウェイは狭いし、ラフも日に日に伸びている」とメジャー仕様に仕上がったコースの印象をコメント。05年には隣接する戸塚CC開催の今大会を制しているが、「戸塚はフェアウェイ広かったけど、ここは半分くらい。ティショットの精度によってはボギーもたくさん出てしまうかも」と警戒した。それでも、先週は地元・沖縄で英気を養い、コンディションは万全。「時差ボケもなく、良いイメージで入れています」と表情も明るかった。

　今大会にはヤニ・ツェン(台湾)、チェ・ナヨン(韓国)、申ジエ(韓国)など世界ランクトップ10のうち、自身を含む8人が出場。分厚いフィールドで激戦は必至だが宮里は、「すごく嬉しい気持ちで、いろんな選手からどんな感じか聞かれていた。日本のメジャーを重く考えてくれているということですし、海外選手が出場するのは意味のあること」と、世界のトップが日本に目を向けてくれることを歓迎する。

　「日本選手のレベルも上がってきていて、そう簡単に勝たせてくれないので楽しみ」。母国で開催される世界の戦い。7年ぶりのタイトルへ気合いがみなぎってきた。