＜日本女子オープン　事前情報◇26日◇横浜カントリークラブ 西コース(6,545ヤード・パー72)＞

　神奈川県にある横浜CCで開催される、国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」。2010年のプロ初優勝以来となるメジャータイトルを狙う宮里美香は、INの9ホールを回り最終調整を行った。

美香がヤニ、馬場と同組！有村は桃子、チェ・ナヨン、藍はアンとのペアリング

　ラウンドを終えた宮里美香は「15番から18番が難しいと感じました。コースマネジメントが重要になる」とタフなホールが続く終盤を警戒。特に各選手警戒を強める17番パー4には「今日はアゲインストでセカンドは3番ウッド。グリーンも小さいし攻めにくい」と、気を引き締めていた。

　それでも、ヤニ・ツェン(台湾)が「今までの人生でフェアウェイが一番狭い」と嘆いたのに対し、宮里は「それは言いすぎじゃないかなー(笑)全部が狭いとは思わないですね」と特別苦手意識は持っていない様子。「大利根(2010年開催コース)よりは狭く感じない。(このコンディションなら)2ケタいくんじゃないですかね」と、宮里なりの優勝スコアを予想した。

　予選ラウンドはそのヤニ・ツェンと同組となるが、まずは自分のゴルフに集中するのみ。「こういうセッティングではグリーン周りの勝負になると思う。リカバリーできれば結果はついてくる。自分のゴルフをすることを考えたい」とその言葉からは自信ものぞかせる宮里。集結したビッグネーム達を前に、母国のメジャータイトル確保へスタートを切る。