<日本女子オープン 初日◇27日◇横浜カントリークラブ 西コース(6,545ヤード・パー72)>
国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」の初日は、難セッティングに加え北寄りの風が強く吹いたことでスコアメイクに苦しむ選手が続出。アンダーパーは5人のみとメジャー“らしい”スタートとなる中、10年大会チャンピオンの宮里美香は4バーディ・4ボギーのイーブンパーで回り6位タイにつけた。
宮里美香、ツアー初優勝までの戦いの日々
「ああいう中でプレーするのは初めて」と、宮里も困惑する珍しい状況となったのが、INの11番、12番だ。横浜CC西Cの11番、12番は、移動に公道を渡るため、今大会では安全管理上ギャラリーが入ることが出来なくなっている。そのため、この2ホールは無観客で行われているが、宮里はその2ホールで連続バーディを奪取。
いつもなら拍手とともに“ナイスバーディ”の声が飛ぶところだが、この日聞こえるのは風の音だけ。宮里について歩いた大ギャラリーもせっかくのバーディを見ることが出来ず、13番に戻ってきた時にはいつの間にかスコアが伸びていて驚きの表情。「日本でただでさえバーディが少ないのに、ギャラリーがいないところで申し訳ないです」と宮里も恐縮していた。
それでも、難しいコンディションの中でのイーブンパー6位タイは好発進だ。明日も台風の接近に伴い風が強く吹くことが心配されるが、強風のため2日目が中止となった「全英リコー女子オープン」で台風以上の風を経験済み。9番、11番では風に対してコントロールしたショットでバーディを奪うなど、吹き荒れる風もものともせず攻めることが出来ている。課題としているグリーン上では「スライスラインを全部ショートして外しているのが悔いが残る」と唇を噛んだが、その中で初日上位に踏みとどまった意味は大きい。2日目以降はグリーン上でもアグレッシブに攻めていく。
国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」の初日は、難セッティングに加え北寄りの風が強く吹いたことでスコアメイクに苦しむ選手が続出。アンダーパーは5人のみとメジャー“らしい”スタートとなる中、10年大会チャンピオンの宮里美香は4バーディ・4ボギーのイーブンパーで回り6位タイにつけた。
宮里美香、ツアー初優勝までの戦いの日々
「ああいう中でプレーするのは初めて」と、宮里も困惑する珍しい状況となったのが、INの11番、12番だ。横浜CC西Cの11番、12番は、移動に公道を渡るため、今大会では安全管理上ギャラリーが入ることが出来なくなっている。そのため、この2ホールは無観客で行われているが、宮里はその2ホールで連続バーディを奪取。
いつもなら拍手とともに“ナイスバーディ”の声が飛ぶところだが、この日聞こえるのは風の音だけ。宮里について歩いた大ギャラリーもせっかくのバーディを見ることが出来ず、13番に戻ってきた時にはいつの間にかスコアが伸びていて驚きの表情。「日本でただでさえバーディが少ないのに、ギャラリーがいないところで申し訳ないです」と宮里も恐縮していた。
それでも、難しいコンディションの中でのイーブンパー6位タイは好発進だ。明日も台風の接近に伴い風が強く吹くことが心配されるが、強風のため2日目が中止となった「全英リコー女子オープン」で台風以上の風を経験済み。9番、11番では風に対してコントロールしたショットでバーディを奪うなど、吹き荒れる風もものともせず攻めることが出来ている。課題としているグリーン上では「スライスラインを全部ショートして外しているのが悔いが残る」と唇を噛んだが、その中で初日上位に踏みとどまった意味は大きい。2日目以降はグリーン上でもアグレッシブに攻めていく。