＜日本女子オープン　2日目◇28日◇横浜カントリークラブ 西コース(6,545ヤード・パー72)＞

横浜CCで開催されている、国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」。イーブンパーの6位タイからスタートした森田理香子は、この日3つスコアを落としトータル3オーバー6位タイで2日目を終えた。

トラブルは1オーバーで迎えた終盤の16番だ。森田はグリーン上約40センチのボギーパットが残していた。しかし、ラインを読んで打とうとした瞬間、ボールがわずかに動いてしまった。2012年度に改定されたルールではアドレスした後でも、選手が動く原因を作っていない場合は無罰で止まった位置からプレーできることとなっている。

この日は強風が吹いていたため風の影響でボールが動いたことも考えられるが、競技委員が森田に確認したところ、「おそらく傾斜で動いてしまった」と話したため1罰打を加え動く前の地点にリプレース。ボギーパットがダブルボギーパットとなり、一気に3オーバーまでスコアを落とした。

それでも、「2日目だから」とその後は気持ちを切り替え、難しい上がり2ホールをパーでまとめてホールアウト。悔やまれる16番の1打罰も「マークしておけばよかったんですけど…。風が吹いたって言いたかったですけど、その時は全然吹いていなかったですね(笑)」と気にする様子はなかった。