＜日本女子オープン　最終日◇30日◇横浜カントリークラブ 西コース(6,545ヤード・パー72)＞

　国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」の最終日。トータル6オーバーからスタートした有村智恵はスタートからボギーが先行する苦しい展開。6番、7番の連続ボギーなどで盛り返したが、後半は1つスコアを落としトータル7オーバー11位タイで4日間を終えた。

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　「今日はチャンスにつけても外したり、本当に良くなかったですね」と歯がゆい1日を振り返った有村。ショットは好調ながら、「難しくないアプローチやパットをミスしてボギーを叩いたりということが4日間多かった。ショットの内容とスコアがマッチしていない」と、ショートゲームの不調が最後まで足を引っ張り優勝争いに絡むことができなかった。

　有村は10月9日から始まる米国女子ツアーセカンドQT(フロリダ州)に挑戦するため、4日深夜に渡米する予定。フロリダに入ってからは、米女子メジャーに挑戦するたびに見てもらっているコーチとスイングチェックを行うなどして、夢への第一歩に備える。今大会で見えた課題は小技の上達とショットの向上。「疲れてくると、手が先行して左に出てしまう。しっかりボディターンで打てるようにしたいのと、コントロールショットも良くないのでその辺を磨きたい」。

　セカンドQTといえども失敗は許されない。プレッシャーはあるが、最善の準備をしてまずはファイナルQT出場を目指す。