＜樋口久子 森永製菓ウイダーレディス　初日◇26日◇森永高滝カントリー倶楽部(6,652ヤード・パー72)＞

　千葉県にある森永高滝カントリー倶楽部で開幕した国内女子ツアー「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」。前半は2度の連続バーディなどで3つスコアを伸ばし折り返した横峯さくらは、後半スコアを伸ばせず6位タイ発進となった。

　開幕前、優勝するには「100％に近い力を出さないと」と語っていた横峯は、今日のラウンドを振り返って「70％くらい」と評価。残り30％は左に行ってしまうショットだ。「今日は5、6回外れた。右に行く分にはフェード系の持ち玉なのでいいんですけど…」と自己分析した課題を明日は少しでも改善できるか。

傷癒えた横峯さくら、大事なのは「試合でいかに自分を信じられるか」

　ホステスプロとして挑んだ宮里美香は、前半5番でバーディが先行すると続く6番、8番でもバーディを奪う。そのまま好調を維持したかった所だが、9番でボギーを叩き調子を崩す。後半も中々チャンスをつかめず16番、17番で「もったいないボギー」を打つ。それでも上がりの18番をバーディとし、1アンダー19位タイとまずまずの位置につけた。

　試合を振り返って「今日はセカンドショットの距離感がイマイチだった。パーオン率が18分の11は、最近の私にしては良くないし、それがスコアに出た。タテの距離感が合ってなかった」とコメント。それでも18番のバーディで気持ちを切り替えられたとのことで、「明日はもっとたくさんバーディを取りたい」と前を向いた。