＜ヤマハレディースオープン葛城　初日◇4日◇葛城ゴルフ倶楽部山名C（6,549ヤード・パー72）＞

　静岡県にある葛城ゴルフ倶楽部を舞台に開催中の「ヤマハレディースオープン葛城」の初日。先週の地元・宮崎で開催された「アクサレディス」で3位タイに入った大山志保は、今週も好調を維持。6バーディ1ボギーの“67”をマークし、2位タイで初日を終えた。

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　「先週の最終日はトップがばらばらになって、ピンにからめることができませんでした」とショットにずれが生じたことを明かした大山。しかし「体重移動を多めにして7割から8割の力で振るように修正したんです。パンチショットのイメージで腕とクラブが同調して自分にぴったり合っています」と語るように3番・12番では2メートル、13番では1メートルとショットでバーディを奪って見せた。

　好調なのはショットだけではない。「パターを同じ型の以前使用していたモデルに変えたんです。打感がよくて気持ちよくストロークできています」と話すように、初日25パットを記録するなどパットも好調。ショットが絡みパットが入る、全ての歯車が噛み合ったゴルフを展開している。

　また大山は今季初の4日間競技である今大会について「私は体力があるので4日間競技は有利。よく食べてよく寝て、一生懸命プレーしたいです」と話すなど精神的に充実した状態で今大会に臨んでいるようだ。2006年賞金女王に輝いた“強い大山”の完全復活も近いかもしれない。