＜ほけんの窓口レディース 初日◇17日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース（6,304ヤード・パー72）＞

　09年は年間6勝を挙げ、賞金ランクも2位に入った諸見里しのぶ。その後は不調が続き、優勝も無く今季も「スタジオアリス女子オープン」の28位タイが最高位だったが、この試合では首位と1打差の4位タイと久しぶりに好スタートを切った。

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　この日は師匠の江連忠が今季初めてキャディを勤めた。前回は昨年11月の「伊藤園レディス」。「あの時はひどかったので私に言いたいことがたくさんあったと思います。今は気持ちも技術も良くなってきているので私自身やりやすいです」と精神的にいい状態だったこともあり、心強い師匠がそばにいたのも好発進をサポートしてくれたようだ。

　道具の面でも「今年始めにシャフトを代えてなかなかはまりませんでした。ようやくサイバー(エージェント レディス)から自分の状態ともはまってきました」とようやく新しいシャフトにも慣れショットが安定してきた。これまで初日に出遅れることも多く、落ち着いてプレーをすることが難しい状況だったが、「今日のいいスタートを大事にして、明日はのっていきたい」と今週はこれまでと違う景色で2日目に臨む。

　「ここ3年で1番いい状態だと思う」とプレーに確かな手ごたえを感じている諸見里。この好発進が09年の時のような強さを取り戻すきっかけとなるか。