<サイバーエージェント レディス 最終日◇3日◇鶴舞カントリー倶楽部・西コース(6,515ヤード・パー72)>
一時は首位を陥落しながらも終盤に圧巻の強さを見せ、菊地絵理香、木戸愛を振り切り、今季初優勝を果たした申ジエ(韓国)。最終18番で2mのバーディパットのカップインを見届けると、パターを手から離し、大きな“万歳”。「最後のパッティングに時間がかかった。胸がドキドキして落ち着かせようと思ったので」といつもより長いルーティンが緊張を物語っていた。
『サイバーエージェントレディス』をLIVEPHOTOで振り返る
昨季挙げた4勝のうち3勝は単独首位で最終日を迎え、すべて逃げ切った。だが今大会の最終日の前半はスコアを伸ばせず、ハーフターン時には木戸に2打差をつけられていた。後半に入り、13番、14番、16番でバーディを奪い木戸には再逆転したものの、今度は菊地が伸ばしており、最終18番を前にして並ばれた。
だが「プレーの流れが良くなかったのではなく、木戸さんや菊地さんが走っていても、自分にもチャンスが来ると思っていました」と熾烈な優勝争いにも“元世界ランク1位”は心は揺るがなかった。ウイニングパットの瞬間以外は…。
昨年よりも早い優勝だが、「今年から新しいスポンサー(スリーボンドホールディングス)が応援してくれているので、未勝利への焦りがあった」という申。迎えた9戦目の、“2010年に制しており、出場すればすべて3位以内”と最も得意とするコースで、そのプレッシャーを払拭する、節目の“国内10勝目”を手に入れた。
一時は首位を陥落しながらも終盤に圧巻の強さを見せ、菊地絵理香、木戸愛を振り切り、今季初優勝を果たした申ジエ(韓国)。最終18番で2mのバーディパットのカップインを見届けると、パターを手から離し、大きな“万歳”。「最後のパッティングに時間がかかった。胸がドキドキして落ち着かせようと思ったので」といつもより長いルーティンが緊張を物語っていた。
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昨季挙げた4勝のうち3勝は単独首位で最終日を迎え、すべて逃げ切った。だが今大会の最終日の前半はスコアを伸ばせず、ハーフターン時には木戸に2打差をつけられていた。後半に入り、13番、14番、16番でバーディを奪い木戸には再逆転したものの、今度は菊地が伸ばしており、最終18番を前にして並ばれた。
だが「プレーの流れが良くなかったのではなく、木戸さんや菊地さんが走っていても、自分にもチャンスが来ると思っていました」と熾烈な優勝争いにも“元世界ランク1位”は心は揺るがなかった。ウイニングパットの瞬間以外は…。
昨年よりも早い優勝だが、「今年から新しいスポンサー(スリーボンドホールディングス)が応援してくれているので、未勝利への焦りがあった」という申。迎えた9戦目の、“2010年に制しており、出場すればすべて3位以内”と最も得意とするコースで、そのプレッシャーを払拭する、節目の“国内10勝目”を手に入れた。