<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日◇14日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(6,614ヤード ・パー72)>
熊本県に未曾有の被害をもたらした震災から4ヶ月がたった8月14日(日)、同県出身の笠りつ子が「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で今季初優勝を挙げた。
笑顔がとってもキュート!な笠りつ子の特選フォトギャラリー
6位タイから出た笠は好調のショットを武器に前半で3つのバーディを奪取。折り返しても11番で5mを決めると、続く12番では左ラフ15ヤードからふわりと浮かせてチップインバーディを奪い首位に浮上。さらにボギーを挟んで16番、17番でも連続バーディを奪い、2打差をつけてをホールアウト。2位で最終組でラウンドする佐伯三貴が18番でセカンドショットを決められなかった瞬間、勝利が確定した。
ここまで悔しさとの戦いだった。熊本地震直後の「フジサンケイレディス」は首位で最終日を迎えるも大山志保に逆転を許し2位フィニッシュ。6月の「アース・モンダミンカップ」では、去年のイーグル賞に続きベストスコア賞を獲得して表彰式に出席、2年連続でイ・ボミ(韓国)が優勝プレートを受け取る姿を見守った。「ボミは良い選手。だけど日本人として絶対に負けてられない」。歯がゆい思いで勝者を見つめていた。
ここまで未勝利ながら、賞金ランクは日本人最上位。調子は良いだけに、自分への期待はどんどん大きくなる。それでも勝てない空回りの日々。苦しい時間が続いた。そこで、メンタルトレーナーと相談し、今週からプレー中の気合いの矛先を、これまでの“勝ちたい”から“ベストを尽くす”ことに転換。「周りに関係なく、とにかく自分のゴルフをしよう」。だから今日はあえてボードを見ずにプレーした。結果、自分の順位を分かったのはアテストの直前。まさか自分がトップにいるとは思いもしていなかったという。
熊本県に未曾有の被害をもたらした震災から4ヶ月がたった8月14日(日)、同県出身の笠りつ子が「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で今季初優勝を挙げた。
笑顔がとってもキュート!な笠りつ子の特選フォトギャラリー
6位タイから出た笠は好調のショットを武器に前半で3つのバーディを奪取。折り返しても11番で5mを決めると、続く12番では左ラフ15ヤードからふわりと浮かせてチップインバーディを奪い首位に浮上。さらにボギーを挟んで16番、17番でも連続バーディを奪い、2打差をつけてをホールアウト。2位で最終組でラウンドする佐伯三貴が18番でセカンドショットを決められなかった瞬間、勝利が確定した。
ここまで悔しさとの戦いだった。熊本地震直後の「フジサンケイレディス」は首位で最終日を迎えるも大山志保に逆転を許し2位フィニッシュ。6月の「アース・モンダミンカップ」では、去年のイーグル賞に続きベストスコア賞を獲得して表彰式に出席、2年連続でイ・ボミ(韓国)が優勝プレートを受け取る姿を見守った。「ボミは良い選手。だけど日本人として絶対に負けてられない」。歯がゆい思いで勝者を見つめていた。
ここまで未勝利ながら、賞金ランクは日本人最上位。調子は良いだけに、自分への期待はどんどん大きくなる。それでも勝てない空回りの日々。苦しい時間が続いた。そこで、メンタルトレーナーと相談し、今週からプレー中の気合いの矛先を、これまでの“勝ちたい”から“ベストを尽くす”ことに転換。「周りに関係なく、とにかく自分のゴルフをしよう」。だから今日はあえてボードを見ずにプレーした。結果、自分の順位を分かったのはアテストの直前。まさか自分がトップにいるとは思いもしていなかったという。