<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 初日◇7日◇安比高原ゴルフクラブ(6,640ヤード・パー71)>
昨日のプロアマ戦の棄権に続いて、初日のスタート前に上田桃子が欠場を申し出た。
【関連写真】3年ぶりの涙のV 上田桃子フォトギャラリー
国内ツアー11勝、米ツアー1勝、国内対象外(新人戦)1勝、2007年には賞金女王を獲得。国内女子ツアーにあって、押しも押されもせぬ存在である上田桃子。だが、上田にはメジャーの冠がまだない。上田が心から戴冠を臨んでいたであろう日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯。この試合に照準を合わせ、調子を上げてきていた。だがゴルフの神は、また上田に試練を与えた。
悔しかったに違いない。不本意ながらスタート前に欠場を決意し、上田はコースを後にした。笑顔を作りながらも、その目にはうっすらと涙がにじんでいた。
欠場の理由は、背中痛のため。スタート前に練習場に行き、ボールを打って決断した。「一昨日痛めたんですが、そのときは息ができないくらいでした。昨晩は寝返りがうてるくらいにはなっていましたが、体の捻転ができない状態です。ドライバーで150ヤード打つのが精いっぱい。家に帰って休みたいと思います」と話した上田。帯同する伊藤久トレーナーは、「大事には至らないと思います」と述べつつ、「体の左サイドが張っていました。疲れからだとは思いますが、一昨日の練習のときに左背中がピキッといってしまったんです。束になっている筋肉の筋の数本が炎症を起こしてしまったのでしょう。1週間ほど安静にしていれば、よくなると思います」と上田の状態を説明した。
昨日のプロアマ戦の棄権に続いて、初日のスタート前に上田桃子が欠場を申し出た。
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国内ツアー11勝、米ツアー1勝、国内対象外(新人戦)1勝、2007年には賞金女王を獲得。国内女子ツアーにあって、押しも押されもせぬ存在である上田桃子。だが、上田にはメジャーの冠がまだない。上田が心から戴冠を臨んでいたであろう日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯。この試合に照準を合わせ、調子を上げてきていた。だがゴルフの神は、また上田に試練を与えた。
悔しかったに違いない。不本意ながらスタート前に欠場を決意し、上田はコースを後にした。笑顔を作りながらも、その目にはうっすらと涙がにじんでいた。
欠場の理由は、背中痛のため。スタート前に練習場に行き、ボールを打って決断した。「一昨日痛めたんですが、そのときは息ができないくらいでした。昨晩は寝返りがうてるくらいにはなっていましたが、体の捻転ができない状態です。ドライバーで150ヤード打つのが精いっぱい。家に帰って休みたいと思います」と話した上田。帯同する伊藤久トレーナーは、「大事には至らないと思います」と述べつつ、「体の左サイドが張っていました。疲れからだとは思いますが、一昨日の練習のときに左背中がピキッといってしまったんです。束になっている筋肉の筋の数本が炎症を起こしてしまったのでしょう。1週間ほど安静にしていれば、よくなると思います」と上田の状態を説明した。