<樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 事前情報◇26日◇武蔵丘ゴルフコース (6,580ヤード・パー72)>
3月に開幕した国内女子ツアーもいよいよ残り5試合。賞金女王争いは元より、シード争い、またそれに付随する今週終了時に70位以内の選手に与えられるセカンドQT免除など賞金ランキングに一喜一憂する時季となってきた。他にも最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」への出場権(今季の優勝者、もしくは前週の賞金ランク25位以内)を懸けた戦いも熾烈を極めている。
菊地絵理香の深みのあるインパクトは健在 アマチュアは腰の入りを参考に
そんな状況の中、そのどの争いにもカテゴライズされていない選手は、今どこに重きを置いて戦っているのか。現在、賞金ランク24位で今季「Tポイントレディス」で優勝し、すでに最終戦への出場権を手にしている菊地絵理香に聞いてみた。
「調子がイマイチ上がってないこと、腰の怪我がその日になってみないと状態が分からないこともあって目標を決めにくい状態であることは確かです。万全なら“優勝を目指します!”、と言えるんですが…」と話す菊地。理論上は賞金女王の可能性も無いわけではないが、それ以前に飛距離が落ちているなど4月に痛めた腰の状態が芳しいとは言えず、高いハードルを自分に課すのには厳しい状態ではある。
それでも、と続ける。「漠然と試合にでるもの良くないですし、逆に休んだからと言って体調が良くなる感じでもありません。だから今は可能性としてできる獲得賞金5,000万円突破(現在39,387,500円)を目指して取り組んでいます。その方がスコアの組み立てもしやすいですし、モチベーションにもつながりますから」。気持ちを切らさぬように目標設定をし、そのうえで状態が良くなって来れば、開幕時に目標の1つに掲げた“複数回優勝”を狙っていく構えだ。
「怪我とも上手く付き合いながら、ですね。こういうのを考える時期になってきたのかな、と思います」。来年の7月に30歳を迎える菊地。若手の台頭が著しい女子ツアーではベテランの域に差し掛かってきた。そんな中でさらに飛躍するためにも、怪我を悲観的に考えることなく、モチベーションを高く持って残り試合を戦っていく。
3月に開幕した国内女子ツアーもいよいよ残り5試合。賞金女王争いは元より、シード争い、またそれに付随する今週終了時に70位以内の選手に与えられるセカンドQT免除など賞金ランキングに一喜一憂する時季となってきた。他にも最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」への出場権(今季の優勝者、もしくは前週の賞金ランク25位以内)を懸けた戦いも熾烈を極めている。
菊地絵理香の深みのあるインパクトは健在 アマチュアは腰の入りを参考に
そんな状況の中、そのどの争いにもカテゴライズされていない選手は、今どこに重きを置いて戦っているのか。現在、賞金ランク24位で今季「Tポイントレディス」で優勝し、すでに最終戦への出場権を手にしている菊地絵理香に聞いてみた。
「調子がイマイチ上がってないこと、腰の怪我がその日になってみないと状態が分からないこともあって目標を決めにくい状態であることは確かです。万全なら“優勝を目指します!”、と言えるんですが…」と話す菊地。理論上は賞金女王の可能性も無いわけではないが、それ以前に飛距離が落ちているなど4月に痛めた腰の状態が芳しいとは言えず、高いハードルを自分に課すのには厳しい状態ではある。
それでも、と続ける。「漠然と試合にでるもの良くないですし、逆に休んだからと言って体調が良くなる感じでもありません。だから今は可能性としてできる獲得賞金5,000万円突破(現在39,387,500円)を目指して取り組んでいます。その方がスコアの組み立てもしやすいですし、モチベーションにもつながりますから」。気持ちを切らさぬように目標設定をし、そのうえで状態が良くなって来れば、開幕時に目標の1つに掲げた“複数回優勝”を狙っていく構えだ。
「怪我とも上手く付き合いながら、ですね。こういうのを考える時期になってきたのかな、と思います」。来年の7月に30歳を迎える菊地。若手の台頭が著しい女子ツアーではベテランの域に差し掛かってきた。そんな中でさらに飛躍するためにも、怪我を悲観的に考えることなく、モチベーションを高く持って残り試合を戦っていく。