＜大王製紙エリエールレディスオープン 2日目◇17日◇エリエールゴルフクラブ松山(6,550ヤード・パー72)＞

今週の「大王製紙エリエールレディスオープン」を含め、残り2試合となった国内女子ツアー。出場選手が限られる最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」にはシード当落線上の選手のほとんどは出場できないため、シードを争う選手にとって最後の戦いとなる。

シード権争いの行方は…！？熱戦の様子はリアルタイムフォトで！

また今年からシード争いに変化が起こっている。来季のリランキング制度（年に2回、その時点でのシードを持っていない選手の獲得額によって出場優先順位が入れ替わる）導入に伴い、これまで賞金ランク50位までに与えられていたシード権だけでなく、51位から55位までに第1回リランキングまでの出場権が与えられることとなった。つまり55位までの選手は出場権を懸けたQTに行かなくて良くなっている。

初日を終えて当落線上の選手で好位置につけたのは2アンダー・15位タイの岩橋里衣と原江里菜。岩橋は50位まで最低単独5位、原は単独2位と厳しいが、55位までの最低条件と考えれば岩橋は単独13位、原は単独4位と可能性は広がるだけに、何とかこの好発進を活かしたいところ。

その他注目選手では昨年ツアー初Vを挙げた松森彩夏は2オーバー・70位タイと出遅れ逆転シードは厳しい状況。今年セクシークイーン旋風を巻き起こしたアン・シネ（韓国）も同じく2オーバー・70位タイと苦しいスタートとなっている。