<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇2日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,715ヤード・パー72)>
2日(水)に行われたプロアマには、ゲストとして昨年限りで現役引退した宮里藍が出場。同じ組でプレーした鈴木愛は、「小さい頃から宮里さんと回るのが夢だったので、今日ひとつ夢を叶えることができた。ハッピーでした」と感激の言葉を口にした。
【写真】プロアマでは笑顔が絶えなかった藍&愛
意外にも、これまでの試合で同じ組み合わせを経験したことがない2人。“同組”となるのはこの日が初めてだった。数々のプレッシャーを乗り越えてきた鈴木にとっても、ラウンド前は「すごく緊張するだろうなと思った」と語るほど特別な1日。しかし、「意外と落ち着いてできた。たくさん質問もできたし、いろんな話ができました」と終わってみれば、実りの多い時間となった。
だが、この夢の舞台を、ただの“イベント”で終わらせるつもりはない。「このコース(茨城GC西C)は、今まであまり結果を残せていない。芝が固いところがあまり得意じゃないので、その打ち方とかを宮里さんから聞けたのですごくいい経験になりました」と、学びの場とした。
今回が5度目の出場となる鈴木だが、西コースを回った過去2回は予選落ち、52位と思ったような成績を挙げられず。だが、前年の賞金女王として初めて立つメジャーの舞台で、同じ轍を踏むわけにはいかない。その為にもアドバイスをしっかりと生かしていきたいところ。
コース攻略以外にも、「プロとしてのホスピタリティ(もてなし)も学びたいなと思いました。アマチュアの方にも丁寧にアドバイスをしていて。『(教えてゴルフが)崩れたら嫌だな』と思って、アマチュアの方にあまりアドバイスをしない私とは全然違うなと思いました」とその姿勢にも感服。女王とはいえ、まだ23歳と若い鈴木には、参考にする点も多かったようだ。
開幕前日も遅くまで残って練習を行うなど、調整に余念がない。「これまでマネジメントもしっかりできていなかった。月曜日にも1ラウンドして、キャディさんと考えながらできたので、例年以上にいいマネジメントができると思います」と自信の言葉も口に。プロアマの最終ホールではチップインバーディを決め、ハイタッチで夢の時間を締めた鈴木。宮里から学んだことを胸に、茨城の地で賞金女王がその真価を発揮する。(文・間宮輝憲)
2日(水)に行われたプロアマには、ゲストとして昨年限りで現役引退した宮里藍が出場。同じ組でプレーした鈴木愛は、「小さい頃から宮里さんと回るのが夢だったので、今日ひとつ夢を叶えることができた。ハッピーでした」と感激の言葉を口にした。
【写真】プロアマでは笑顔が絶えなかった藍&愛
意外にも、これまでの試合で同じ組み合わせを経験したことがない2人。“同組”となるのはこの日が初めてだった。数々のプレッシャーを乗り越えてきた鈴木にとっても、ラウンド前は「すごく緊張するだろうなと思った」と語るほど特別な1日。しかし、「意外と落ち着いてできた。たくさん質問もできたし、いろんな話ができました」と終わってみれば、実りの多い時間となった。
だが、この夢の舞台を、ただの“イベント”で終わらせるつもりはない。「このコース(茨城GC西C)は、今まであまり結果を残せていない。芝が固いところがあまり得意じゃないので、その打ち方とかを宮里さんから聞けたのですごくいい経験になりました」と、学びの場とした。
今回が5度目の出場となる鈴木だが、西コースを回った過去2回は予選落ち、52位と思ったような成績を挙げられず。だが、前年の賞金女王として初めて立つメジャーの舞台で、同じ轍を踏むわけにはいかない。その為にもアドバイスをしっかりと生かしていきたいところ。
コース攻略以外にも、「プロとしてのホスピタリティ(もてなし)も学びたいなと思いました。アマチュアの方にも丁寧にアドバイスをしていて。『(教えてゴルフが)崩れたら嫌だな』と思って、アマチュアの方にあまりアドバイスをしない私とは全然違うなと思いました」とその姿勢にも感服。女王とはいえ、まだ23歳と若い鈴木には、参考にする点も多かったようだ。
開幕前日も遅くまで残って練習を行うなど、調整に余念がない。「これまでマネジメントもしっかりできていなかった。月曜日にも1ラウンドして、キャディさんと考えながらできたので、例年以上にいいマネジメントができると思います」と自信の言葉も口に。プロアマの最終ホールではチップインバーディを決め、ハイタッチで夢の時間を締めた鈴木。宮里から学んだことを胸に、茨城の地で賞金女王がその真価を発揮する。(文・間宮輝憲)