「記憶に残る選手になりたい」

高校3年生のアマチュアとして2019年「宮里藍 サントリーレディス」に出場し、最終日に「63」をたたき出してローアマに輝いたときの初々しい一言。

この時点で米国のジョージア大へ進学が内定していた笹生だったが、同年の米女子ツアーQスクールで思うような結果を残せず。国内ツアーのプロテストは無事に合格し、ルーキーイヤーは日本で送ることになった。

その後の活躍はご周知のとおり。翌年に国内女子ツアーで2勝。2021年には「全米女子オープン」を制し、記録はもちろん、まさに“記憶に残る”選手として輝きを放つ。