3度目のプロテスト挑戦で、トップタイとなる11アンダーで合格を果たした立浦葉由乃。愛知県に生まれ、5歳の頃に「いきなりレッスンプロのところに。私は外で走り回るスポーツが良かったのですが、半ば強制的に(笑)」とゴルフを始め、小学生2年生で競技に初出場。幼少期から中部エリアの大会で結果を残す。
中学までは「漠然と父の意思で」という考えだったが、高校を選ぶ際に「将来の夢を決めるとき、職業的にイメージできるのがゴルフしかなかった。目指すしかないと思いました」とプロを現実的に意識しはじめた。
福井工業大学附属福井高校時代は、「両親は"勉学もしっかりとやりなさい"という方針。オール5とかもありましたよ」と、勉強もおろそかにせず。ゴルフ面はETGA(江連忠ゴルフアカデミー)愛知校で腕を磨いた。高校2年時には『全日本ヒルズ(豪州)国際ジュニアゴルフ選手権2013』の高校生女子の部で優勝し、MVPを獲得。オーストラリアのヒルズインターナショナルカレッジが提供するゴルフアカデミープログラム(Golf & English)への1年間特待生を権利を得た。それをキッカケに高校卒業後はHills International College(オーストラリア)に2年間留学。「日本からだけではなく、アジア各国の優勝者が集まっていました。上手い子も多くて、各国の選手のゴルフに対する考え方や取り組み方を知ることができて、勉強になりましたね」。
2016年12月にアカデミーを卒業。「アカデミーはゴルフだけの生活ではなく、勉強してきました。英語も話せるようになりましたね。でも今年からはゴルフ1本。時間をかけ方が変わりました」と今年の1月から初めてゴルフだけの生活がスタートした。留学期間もプロテスト受験のために帰国していたが、2年連続最終プロテストで涙を飲んでいた立浦。合格できなければ、ゴルフを辞める覚悟をもって挑んだ3度目の挑戦。最終プロテストでは、持ち味のアイアンショットを武器に、初日首位発進すると、2日目は2位に後退したものの、3日目以降は首位をキープし、余裕を持って、LPGA会員の資格を手にした。
現在も指導する奥正次コーチは「彼女が留学に行く前から指導していますが、成長した部分はかなり見られました。向こうの土地は風が強かったり、洋芝でのラフ対策だったり、難しいコースで練習していたので、その対応力はすごく上がったと思います」と、2年間の経験は確実に財産になっていると語る。それが見えたのは、プロ転向後に出場したステップ・アップ・ツアー『かねひで美やらびオープン』。連日の強風により、最終成績でアンダーパーはわずか3人。立浦は、今季ステップ賞金女王に輝いた谷河枝里子、ルーキーイヤーにステップ優勝を果たし前評判どおりの活躍を見せていた勝みなみとの最終日最終組ラウンドを戦い、惜しくも谷河に届かなかったものの、2位フィニッシュ。対応力が問われる試合で結果を残した。
内面を探っていくと、スポーツ好きのアクティブなタイプ。小学生の頃はゴルフ以外には陸上の短距離をやっており、また小学4年時から現在も趣味とするスノーボードを始めた。「今年も冬に2〜3回いきました。転ぶことはないので怪我の心配はないですね(笑)」と腕前には自信あり。趣味はそれだけでなく、夏は「知多半島にジェットスキーにいきますね。小型船舶の免許を高校生の頃に取ったので運転できます。あと2年で更新ですね」。陸上の短距離、スノーボード、ジェットスキー…どうやら"疾走感"が好きなようだ。
一方、流行には左右されないタイプで「テレビも観ませんし、正直、"何が流行っている"とかは全然わからない」。そんな自身の性格と、2年間の生活で好印象を持っているオーストラリアの雰囲気が合っていると感じているのだろう。将来的な移住願望は強いという。
「もちろんゴルフで活躍したい気持ちは強い。3年後には勝利数を重ねて、賞金女王を争える選手になっていたい。それとは別に人生の夢でいうと、ゴルフを頑張ったあとに、オーストラリアに移って、ハッピーライフを過ごすこと。以前住んでいた頃に向こうのゴルフ場でアルバイトをしていましたが、仕事の姿勢などはもちろん日本のほうがきっちりしていますが、オーストラリアは、なんだかリラックスできて過ごしやすい雰囲気があるんです。いま一番欲しいものですか?…オーストラリアに家を建てたいです(笑)」
立浦葉由乃 プロフィール
●所属/フリー
●出身地/愛知県
●出身校/Hills International College(オーストラリア)
●生年月日/1996年12月9日
●身長/160cm
●体重/53kg
●血液型/B型
●ゴルフ歴/5歳〜
●得意クラブ/アイアン
●1W平均飛距離/240ヤード
●プロテスト受験回数/3回目
●趣味/スノーボード
●特技/運動
●資格/小型船舶
●好きな色/白、ピンク
●目標とするプロゴルファー/イ・ボミ
●ファンへのメッセージ/
ゴルフは、応援してくださる方々にいないと成り立たないスポーツ。感謝の気持ちは絶対に忘れてはいけない。イ・ボミさんのように、つねに感謝のファンサービスができるようにしたいと思っています。
●地元自慢してください!/
東京は人が多すぎる、大阪はガヤガヤしてる、名古屋は静かでオシャレな都会(笑)。それだけ地元が好きなんです!
中学までは「漠然と父の意思で」という考えだったが、高校を選ぶ際に「将来の夢を決めるとき、職業的にイメージできるのがゴルフしかなかった。目指すしかないと思いました」とプロを現実的に意識しはじめた。
福井工業大学附属福井高校時代は、「両親は"勉学もしっかりとやりなさい"という方針。オール5とかもありましたよ」と、勉強もおろそかにせず。ゴルフ面はETGA(江連忠ゴルフアカデミー)愛知校で腕を磨いた。高校2年時には『全日本ヒルズ(豪州)国際ジュニアゴルフ選手権2013』の高校生女子の部で優勝し、MVPを獲得。オーストラリアのヒルズインターナショナルカレッジが提供するゴルフアカデミープログラム(Golf & English)への1年間特待生を権利を得た。それをキッカケに高校卒業後はHills International College(オーストラリア)に2年間留学。「日本からだけではなく、アジア各国の優勝者が集まっていました。上手い子も多くて、各国の選手のゴルフに対する考え方や取り組み方を知ることができて、勉強になりましたね」。
2016年12月にアカデミーを卒業。「アカデミーはゴルフだけの生活ではなく、勉強してきました。英語も話せるようになりましたね。でも今年からはゴルフ1本。時間をかけ方が変わりました」と今年の1月から初めてゴルフだけの生活がスタートした。留学期間もプロテスト受験のために帰国していたが、2年連続最終プロテストで涙を飲んでいた立浦。合格できなければ、ゴルフを辞める覚悟をもって挑んだ3度目の挑戦。最終プロテストでは、持ち味のアイアンショットを武器に、初日首位発進すると、2日目は2位に後退したものの、3日目以降は首位をキープし、余裕を持って、LPGA会員の資格を手にした。
現在も指導する奥正次コーチは「彼女が留学に行く前から指導していますが、成長した部分はかなり見られました。向こうの土地は風が強かったり、洋芝でのラフ対策だったり、難しいコースで練習していたので、その対応力はすごく上がったと思います」と、2年間の経験は確実に財産になっていると語る。それが見えたのは、プロ転向後に出場したステップ・アップ・ツアー『かねひで美やらびオープン』。連日の強風により、最終成績でアンダーパーはわずか3人。立浦は、今季ステップ賞金女王に輝いた谷河枝里子、ルーキーイヤーにステップ優勝を果たし前評判どおりの活躍を見せていた勝みなみとの最終日最終組ラウンドを戦い、惜しくも谷河に届かなかったものの、2位フィニッシュ。対応力が問われる試合で結果を残した。
内面を探っていくと、スポーツ好きのアクティブなタイプ。小学生の頃はゴルフ以外には陸上の短距離をやっており、また小学4年時から現在も趣味とするスノーボードを始めた。「今年も冬に2〜3回いきました。転ぶことはないので怪我の心配はないですね(笑)」と腕前には自信あり。趣味はそれだけでなく、夏は「知多半島にジェットスキーにいきますね。小型船舶の免許を高校生の頃に取ったので運転できます。あと2年で更新ですね」。陸上の短距離、スノーボード、ジェットスキー…どうやら"疾走感"が好きなようだ。
一方、流行には左右されないタイプで「テレビも観ませんし、正直、"何が流行っている"とかは全然わからない」。そんな自身の性格と、2年間の生活で好印象を持っているオーストラリアの雰囲気が合っていると感じているのだろう。将来的な移住願望は強いという。
「もちろんゴルフで活躍したい気持ちは強い。3年後には勝利数を重ねて、賞金女王を争える選手になっていたい。それとは別に人生の夢でいうと、ゴルフを頑張ったあとに、オーストラリアに移って、ハッピーライフを過ごすこと。以前住んでいた頃に向こうのゴルフ場でアルバイトをしていましたが、仕事の姿勢などはもちろん日本のほうがきっちりしていますが、オーストラリアは、なんだかリラックスできて過ごしやすい雰囲気があるんです。いま一番欲しいものですか?…オーストラリアに家を建てたいです(笑)」
立浦葉由乃 プロフィール
●所属/フリー
●出身地/愛知県
●出身校/Hills International College(オーストラリア)
●生年月日/1996年12月9日
●身長/160cm
●体重/53kg
●血液型/B型
●ゴルフ歴/5歳〜
●得意クラブ/アイアン
●1W平均飛距離/240ヤード
●プロテスト受験回数/3回目
●趣味/スノーボード
●特技/運動
●資格/小型船舶
●好きな色/白、ピンク
●目標とするプロゴルファー/イ・ボミ
●ファンへのメッセージ/
ゴルフは、応援してくださる方々にいないと成り立たないスポーツ。感謝の気持ちは絶対に忘れてはいけない。イ・ボミさんのように、つねに感謝のファンサービスができるようにしたいと思っています。
●地元自慢してください!/
東京は人が多すぎる、大阪はガヤガヤしてる、名古屋は静かでオシャレな都会(笑)。それだけ地元が好きなんです!