トーナメント会場ではプロのカメラマンが選手を撮影するが、撮影される側のプロゴルファーにも写真好きな選手は多い。そこでこんなアイデアがふと浮かんだ…。写真が大好きな選手が『写ルンです』を使って日常を撮影したら、どんな感じになるのだろう。というわけで、ある選手に写ルンですを預けてみたら、レトロ感満載の写真ができあがった。
今回写ルンですを預けたのは写真撮影、カメラが趣味という阿部未悠。発売年の1986年~90年代に流行した富士フイルムの『写ルンです』を使ったことはないという。そこで、阿部が見た物を好きに撮影してもらうという企画を打診すると快諾してくれた。
「はじめてなので、ちゃんと撮れるか…」と不安をのぞかせていた阿部が撮影したレトロな世界を、ここで紹介しよう。
阿部未悠(あべ・みゆう)
2000年9月27日生まれ、北海道出身。10歳でゴルフをはじめるとジュニア時代から活躍。21年6月のプロテストに合格すると、22年シーズンではメルセデス・ランキング44位に入りシード権を獲得。24年4月には「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」でツアー初優勝を飾った。2000年度生まれのプラチナ世代の一角で、ネイチャー系カメラマンとしても知られる。