<資生堂 レディスオープン 3日目◇29日◇戸塚カントリー倶楽部 西コース(神奈川県)◇6697ヤード・パー72>
昨季初シードを獲得したプロ5年目の安田祐香。悪天候の影響で54ホールに短縮された「資生堂 レディス」の第2ラウンドに5バーディ・1ボギーの「68」をマーク。トータル6アンダーで予選ラウンドを終えた。
「2回のピンチ」で耐えのパーセーブ 安田祐香は2週続けて好位置で決勝へ
安田祐香が第2ラウンドで「68」をマーク。上位で最終ラウンドに進出する。
配信日時:2024年6月29日 06時14分
<資生堂 レディスオープン 3日目◇29日◇戸塚カントリー倶楽部 西コース(神奈川県)◇6697ヤード・パー72>
昨季初シードを獲得したプロ5年目の安田祐香。悪天候の影響で54ホールに短縮された「資生堂 レディス」の第2ラウンドに5バーディ・1ボギーの「68」をマーク。トータル6アンダーで予選ラウンドを終えた。
この日は朝から雨がパラついた。ときどき止むこともあったが、安田がプレーをしているときは雨が続いた。今年の戸塚CCは去年よりもラフが長く難しいが、前日とこの日の雨によってラフはさらに重くなり、さらに難易度が上がっていた。
「パー5で2回ピンチがあって、それをしっかりパーで決めたことが大きかった」。難コンディションの中、好スコアであがれた要因を挙げる。
まず最初のピンチは、7番パー5。ウッドで打った2打目は左の深いラフへ行き、ボールの半分ほど埋まっていた。「ラフがけっこう深くて。打てたんですけど、やっぱり飛ばなくて」とアイアンでのショットは、ヘッドが芝を抜けきれずピンまで40ヤードを残した。しかし、そこから1メートルに寄せてワンパット。ナイスパーセーブだった。
そして13番パー5ではティショットを左のバンカーに入れてしまい、ウェッジで出すだけとなった。「3打目も右に行っちゃって。寄らなかった」とパーオンできずに5~6メートルのパットが残ったが、ここも沈めてパーセーブ。ほかにもラフや水を含んだフェアウェイからのショットなどのミスをアプローチとパターでリカバリーし、スコアをまとめてみせた。
悪天候により5日間競技(今週の月曜日が最終日)になった前戦の「アース・モンダミンカップ」では、自己ベストタイの単独2位フィニッシュ。賞金額は自身過去最高の2640万円を獲得した。「こんなにお金をもらうことが初めてだった(笑)。ポイントもしっかりもらえたので、うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。
「すごく調子がいいわけではない」という中、2週続けて好位置で決勝ラウンドに進む。あすは「リズムが早くならないことと、ティショットが気持ち良く全部打てたら自然とポジティブになると思うので、ティショットを頑張りたいです」。念願のツアー初優勝へ。調整のため、足早に練習場へ向かった。(文・高木彩音)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
資生堂 レディスオープン
資生堂 レディスオープンのニュース
- 資生堂レディスオープンで見た華やかな女子プロのウェア 原英莉花が着こなす柄on柄【編集部ファッションチェック】
- 写真で見る「資生堂レディスオープン」成績トップ10
- 写真で見る「メルセデス・ランキング」トップ10(資生堂レディスオープン終了時点)
- 桑木志帆、平均9ヤード増の理由は「BSの新ヘッドとトレーニング」 シャフトも青マナの後継に【勝者のギア】
- 桑木志帆の悲願のツアー初V 地元の先輩・渋野日向子との“不思議な共通点”とは?
JLPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |