米国女子ツアーは現地時間17日（月）にボールメーカーのVolvik（ボルビック）が、3月19日からアリゾナ州にあるワイルドファイアGCにて行われる「ファウンダーズ・カップ」の大会スポンサーとなったことを発表した。

日本女子ツアー初のVolvik契約選手はこの人【写真】

ファウンダーズカップはLPGAの創始者たちを称える大会として2011年に設立。これまでカリー・ウェブ（オーストラリア）やステイシー・ルイス（米国）、世界ランキング1位のコ・ジンヨン（韓国）、そして先週の「ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン」で節目のツアー20勝を挙げたインビー・パーク（韓国）らが優勝している大会で、昨年までは大手銀行のバンクオブホープがスポンサードしていた。

一方のボルヴィックは18年まで「LPGAボルヴィック選手権」を開催していたが、現在は下部ツアーにあたるシメトラツアーをスポンサードしていた。今回の契約に対して同社は「LPGAの創設者を称えるイベントのタイトルスポンサーとして参加できることを誇りに思っております。みなさんに愛されるトーナメントへと成長させるために尽力しています」とコメントしている。

これにより大会名は「Volvikファウンダーズ・カップ」となった。新型コロナウイルスの感染拡大で「ホンダLPGAタイランド（タイ）」、「HSBC女子世界選手権（シンガポール）」、「ブルーベイLPGA（中国）」が中止となったため、本大会が次の米国女子ツアーのトーナメントとなる。