そして勝つことで、状況は大きく改善すると目澤氏は考えている。ルーキーや実績のない選手は、予選ラウンドでは朝早くとか、午後遅くの組み合わせになることが多いのだ。「今はすごく広いレンジでスタートしないといけない。そうなると(朝と午後でコンディションが変わる)グリーンの対策とか、スイングだけではないスコアを出す面での細かい対策を勝つまではやらないと。勝てばスタート時間は良くなっていく」。
そういう意味で河本はいま踏ん張りどころにいる。「最初は畑岡奈紗プロも苦労していたし、どんな先輩たちもみんな通ってきた道です。そこをどう崩していくか。渋野日向子プロもメジャーに勝ってくれているし、良い意味で日本の女子のレベルの高さを証明してくれていると思うんです。今度はチーム河本として勝つための準備を僕も一緒に考えていく。ここまできたらみんなで力を合わせるしかない」。
また、目澤氏が離れて見ていて河本の成長を感じる部分もある。「アメリカではピンがタイトなところに切られている。それに対して自分が行けるところと行けないところのピン位置を認識してターゲット取りをするようになったのは、アメリカで実際に戦って学びとっているのだと思います。日本では多分ピンしか見ていなかった。それが彼女のストロングポイントでもあったんですけど、アメリカではウィークポイントになると気づいたんです」。狙うときと狙わないときのメリハリは、今季米国で戦ってきた渋野もしばしば口にしている。
「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」の会場は、18年に米国男子ツアーの「BMW選手権」が行われたアロニミンクGCだ。「YouTubeで当時のハイライトを見たくらいなので、何とも言えないです。雰囲気はアメリカらしいクラシカルなコースですよね。現地で対策を考えていきます」と目澤氏はいう。
この試合が終われば、米国女子ツアーは一段落。日本に帰国して「樋口久子 三菱電機レディス」に出場する可能性が高い。目澤氏と力を合わせて、メジャーでベストなゴルフを見せてほしい。
そういう意味で河本はいま踏ん張りどころにいる。「最初は畑岡奈紗プロも苦労していたし、どんな先輩たちもみんな通ってきた道です。そこをどう崩していくか。渋野日向子プロもメジャーに勝ってくれているし、良い意味で日本の女子のレベルの高さを証明してくれていると思うんです。今度はチーム河本として勝つための準備を僕も一緒に考えていく。ここまできたらみんなで力を合わせるしかない」。
また、目澤氏が離れて見ていて河本の成長を感じる部分もある。「アメリカではピンがタイトなところに切られている。それに対して自分が行けるところと行けないところのピン位置を認識してターゲット取りをするようになったのは、アメリカで実際に戦って学びとっているのだと思います。日本では多分ピンしか見ていなかった。それが彼女のストロングポイントでもあったんですけど、アメリカではウィークポイントになると気づいたんです」。狙うときと狙わないときのメリハリは、今季米国で戦ってきた渋野もしばしば口にしている。
「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」の会場は、18年に米国男子ツアーの「BMW選手権」が行われたアロニミンクGCだ。「YouTubeで当時のハイライトを見たくらいなので、何とも言えないです。雰囲気はアメリカらしいクラシカルなコースですよね。現地で対策を考えていきます」と目澤氏はいう。
この試合が終われば、米国女子ツアーは一段落。日本に帰国して「樋口久子 三菱電機レディス」に出場する可能性が高い。目澤氏と力を合わせて、メジャーでベストなゴルフを見せてほしい。