＜CMEグループ・ツアー選手権　事前情報◇18日◇ティブロンゴルフクラブ（米フロリダ州）◇6556ヤード・パー72＞

年間王者の栄誉、そして優勝賞金150万ドル（約1億7200万円）をかけた最終戦が、現地時間18日（木）に幕を開ける。今大会に4年連続で出場となる畑岡奈紗が大会を放送するWOWOWのインタビューで意気込みを語った。

畑岡奈紗のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】

今年もこの地に戻ってきた。ポイントランキング上位60位までしか出場を許されないエリートフィールド。「最終戦に無事立つことができて、ホッとしています」と、まずは有終の美を飾るためのスタートラインに立てたことを喜んだ。

今年は7月の「マラソンLPGAクラシック」で勝利。その2カ月後には「ウォルマートNWアーカンソー選手権」でツアー通算5勝目を果たした。目標であった勝利を手にし、ポイントランキングは10位と上々の位置につけるが、「年間を通して本領は発揮できなかった」と決して満足いく一年とはならなかった。

先週も「ティショットはすごくよかったんですが、フェアウェイのボギーが多かったり、パットの距離感も合っていなかった」と本調子とはほど遠い。とりわけ今週は「グリーンの芝がバミューダで独特。風も吹いている」というティブロンGCが相手。畑岡が重点的に取り組んでいるショートゲームがカギを握りそうだ。