＜全米女子オープン　2日目◇19日◇パインハースト・ナンバー2(6,649ヤード・パー70)＞

　パインハースト・ナンバー2で開催されている、米国女子メジャー「全米女子オープン」。2日目のこの日は前日サスペンデッドとなっていた第1ラウンドの続きと第2ラウンドが行われた。

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　12名が出場している日本勢はトータル2オーバーの7位タイに躍進した横峯さくらを筆頭に成田美寿々、森田理香子、16歳アマの橋本千里が決勝ラウンドに進出したが、その中に宮里藍ら米ツアーを主戦場としている選手達の名前はなかった。

　宮里は初日を7オーバーで終えると、この日も8番と14番で2つのダブルボギーを叩くなど苦しいゴルフ。結局“76”を叩いてトータル13オーバーフィニッシュした。宮里が10度出場した全米女子オープンで予選落ちを喫するのは2005年大会以来2度目となる。

　藍に同調するように、宮里美香はトータル17オーバー、有村智恵はトータル11オーバー、上原彩子がトータル12オーバーと米ツアー組は揃って予選落ち。主戦場とする舞台のメジャータイトルへ強い思いを持ってパインハーストの地を踏んだが、その意気込みは空回りする結果となった。次なるメジャーは7月10日開幕の全英リコー女子オープン。悔しい結果をゴルフ発祥の地での躍進につなげることができるか。