＜キングスミル選手権　3日目◇16日◇キングスミル・リゾート リバーC（6,347ヤード・パー71）＞

　フランス出身ペリーン・デラクールが3日目で首位に立った。ルーキーのアリソン・リーもこの日4打差をつけて16番ホールまではリードしていたものの終わりのホールにかけてボギーとダブルボギーを叩き失速、一方、デラクールが終わり3ホールで2つのバーディを奪いリードした。結果、デラクールがツアー出場20試合で初勝利に王手、1打リードで最終日を迎える。

　デラクールも自身がトップに立っているとはラウンド後のインタビューまできづかなかったほど展開の早いラウンドだった。「18番終わった時は私がトップじゃなくて、アリソン・リーが11アンダー、16番の前までは13アンダー、でも私はまだ10アンダーだったの。最後の18番で完璧なバーディを取れたから良かった。」とデラクールは語った。リーは15番まで4アンダーだったが、15番ホールで4打のリードをのばすバーディーパットを外した。

　「15番のバーディパットを外してからいらいらして動揺したの。そのまま流して次のホールに進むべきだったわ。明日は戦いになるわね。だから明日は強いゴルフができるように心がけて最後まで強く終わりたい。」とリーは説明した。

　終わり方はそうだったが、リーはこの日1アンダーでラウンド。ラウンド後もポジティブで、明日の最終グループで戦う準備はできている。「今週絶対17番の4パットにうなされるわね。たくさん学んだわ。でも今日アンダーパーで回れたのはうれしいわ。明日が楽しみね。」リーは語った。ポーラクリーマーは本日トータル23パットとし、パットの修正の成果があった。特に15番と17番の見事なバーディにより最終日をトップと2打差で迎える。

※USLPGA公式サイトより提供