＜ウォルマートNWアーカンソー選手権　初日◇26日◇ピナクルCC(6,374ヤード・パー71)＞

　M.J.ハーがコース近隣に雷雲が立ち込めたため予定時間の4時間遅れでスタート。午後8時33分に日没のためサスペンデッドとなったが、14番ホールまで終了し8アンダーでスタートして3時間ちょっとで首位に立った。ハーは明日午前7時45分に第1ラウンドを終える予定の63選手のうちの1人だ。

　アンナ・ノルドクビスト、ブリタニ―・リンシコム、アサハラ・ムノスが6アンダーの“65”で回り、第1ラウンド完全にホールアウトした選手の中でトップに立っている。「確かに、長い1日だったわ。目覚ましを5時にかけて8時半にスタートしたから。それで、もう5時半？」とノルドクビスト。

　「明日はちょっと休むわ。ボギーなしのゲームは気分がいいわ。今日はグリーンまで安定していたわね。このコースではウェッジがたくさんあれば積極的に攻撃できるの。そのアドバンテージを使って行こうと思ったわ」。

　ノルドクビストやリンシコム、2013年大会覇者のインビー・パークなどツアーの中でも安定したプレーの波に乗ったままアーカンソー州に到着した。各選手とも過去2か月の間に優勝や2週間前のKPMG女子PGA選手権でもそれぞれトップ10フィニッシュを果たしている。どちらも金曜に失速することなくボギーなしでパー71のコースを回った。「実際、今日は緊張したの」とリンシコムは語った。

　「昨日プロアマでプレーして、火曜日の朝はアンナ・ノルドクビストと練習ラウンドを回ったの。どこにボールが行ってしまうか想像もつかないという感じだったわ。だから今朝練習場に行ってキャディに言ったの。調子がよくないわって。なにか足りないようななにか違っている感じ。でも今日はいくつか早い段階でセーブできたから助かった。15フィートくらいのパーパットをいくつかきめられたことが、今日のラウンドのきっかけをつかむ要因になった感じね」。