「また、最終18番にも注目です。昔は今と同じような形状でパー5でした。2オンを狙わせてイーグルやバーディで決着をつける、といったホールでしたが、改修によりパー4に。さらに手前の池を大きくしてよりシビアになりました。打ち下ろしとはいえ441ヤードと距離もあります。16番からこの18番までの3ホールは厳しいホールが続くので、特に痺れると思います」
■主役は今年もリディア・コ 対抗は“若手3人娘”
昨年は18歳のリディア・コが最終日に“63”を叩きだし、逆転でメジャー初制覇。史上最年少でのメジャー優勝を果たした。今年は連覇がかかる。
「昨年優勝しているリディア・コ選手ですが、今年のプレー、例えばリオ・オリンピックなどを見ていても昨年ほど調子がよくないように見受けられます。昨年のエビアンでメジャー初優勝のプレッシャーがかかる中、度肝を抜くプレーを見せた勢いはあまり感じません。とはいえ、そのリオ・オリンピックも3日間らしくないゴルフをしましたが、終わって見れば銀メダル。今大会はディフェンディングチャンピオンのプライドもあるでしょうし、やっぱり今年も主役は彼女でしょう」
「対抗に挙げたいのは全英オープンで優勝したアリヤ・ジュタヌガーン選手、KPMG女子PGA選手権で優勝したブルック・ヘンダーソン選手の若きメジャー覇者2人に、ミンジー・リー選手を加えた“若手3人娘”。特にミンジー・リー選手にとってメジャー制覇は悲願、モチベーションは非常に高いと思います。加えて彼女はパターが非常に上手い。もちろんショットの技術もありますから、得意の5〜8メートルが入ってくれば手が付けられなくなる。そうなってくると、台風の目となり得るでしょう。昨年覇者のリディア・コに“若手3人娘”がどう絡んでいくか注目ですね」
■樋口久子以来のメジャータイトルを狙う日本勢 野村敏京は虎視眈々
1977年に樋口久子がKPMG女子PGA選手権を優勝して以降、メジャータイトルに手が届いていない日本勢。やはり注目は今季2勝を挙げて勢いに乗る野村敏京だ。
「成績を見れば調子の良さは一目瞭然ですが、今年はスイングのキレが良いですね。飛距離が出ていますし、持ち前の積極性も相まってピンに向かっていくショットが素晴らしいです。また、パターもかなり良くなりました。今年2つ勝っていますがメジャーは別物。虎視眈々と狙っていると思いますよ」
■主役は今年もリディア・コ 対抗は“若手3人娘”
昨年は18歳のリディア・コが最終日に“63”を叩きだし、逆転でメジャー初制覇。史上最年少でのメジャー優勝を果たした。今年は連覇がかかる。
「昨年優勝しているリディア・コ選手ですが、今年のプレー、例えばリオ・オリンピックなどを見ていても昨年ほど調子がよくないように見受けられます。昨年のエビアンでメジャー初優勝のプレッシャーがかかる中、度肝を抜くプレーを見せた勢いはあまり感じません。とはいえ、そのリオ・オリンピックも3日間らしくないゴルフをしましたが、終わって見れば銀メダル。今大会はディフェンディングチャンピオンのプライドもあるでしょうし、やっぱり今年も主役は彼女でしょう」
「対抗に挙げたいのは全英オープンで優勝したアリヤ・ジュタヌガーン選手、KPMG女子PGA選手権で優勝したブルック・ヘンダーソン選手の若きメジャー覇者2人に、ミンジー・リー選手を加えた“若手3人娘”。特にミンジー・リー選手にとってメジャー制覇は悲願、モチベーションは非常に高いと思います。加えて彼女はパターが非常に上手い。もちろんショットの技術もありますから、得意の5〜8メートルが入ってくれば手が付けられなくなる。そうなってくると、台風の目となり得るでしょう。昨年覇者のリディア・コに“若手3人娘”がどう絡んでいくか注目ですね」
■樋口久子以来のメジャータイトルを狙う日本勢 野村敏京は虎視眈々
1977年に樋口久子がKPMG女子PGA選手権を優勝して以降、メジャータイトルに手が届いていない日本勢。やはり注目は今季2勝を挙げて勢いに乗る野村敏京だ。
「成績を見れば調子の良さは一目瞭然ですが、今年はスイングのキレが良いですね。飛距離が出ていますし、持ち前の積極性も相まってピンに向かっていくショットが素晴らしいです。また、パターもかなり良くなりました。今年2つ勝っていますがメジャーは別物。虎視眈々と狙っていると思いますよ」