＜全米女子オープン日本最終予選会◇8日◇大利根カントリークラブ＞

5月8日（火）、茨城県・大利根カントリークラブにて「全米女子オープン日本最終予選会」が開催され、プロ3年目の蛭田みな美が初となる海外メジャー出場権を獲得した。

トップ通過の選手にはメダルも 全米女子オープン最終予選フォトギャラリー

同じく出場権を得た川岸史果、高山佳小里、香妻琴乃とともに表彰式に登場し、笑顔を見せた蛭田。試合後には「ドライバーが曲がらなかったのでゴルフがまとまりました。（出場権を得るのは）4名のみでシビアだと思っていたので嬉しい。海外メジャーで勉強したいです」と語った。

2017年はレギュラーツアーフル参戦をしたが、出場権の絞られる日米共催「TOTOジャパンクラシック」はプレーできず。それでも、現地で観戦して自己研鑽を積んだ。「刺激になりました。あの選手たちと同じ舞台に立てるのは、いい経験になると思います。リディア・コ選手のラウンドについて見ましたが、パッティングが上手すぎる。チャンスに強い。一緒に回ってみたいです（笑）」と、憧れの選手とのラウンド希望を口にした。

今季はQTランク68位で、レギュラーツアーとステップ・アップ・ツアーを行き来する状況だが、2週前には「九州みらい建設グループレディース」でプロ初優勝。加えて、海外メジャー切符も獲得と嬉しい結果が続いている。明日からぶっつけ本番でステップの「静ヒルズレディース 森ビルカップ」に出場するが、ここでも好結果を狙いたい。