<全米女子オープン 事前情報◇30日◇ショール・クリーク(6,689ヤード・パー72)>
今季の海外女子メジャー第2戦「全米女子オープン」が現地時間31日(木)に開幕。日本の賞金女王として出場する鈴木愛は、舞台となるショール・クリークのグリーンに対する警戒心を口にした。
【写真】この日は朝から荒れ模様… アプローチグリーンには水たまり
世界一の女子ゴルファーを決める舞台。その開幕2日前となった現地時間29日(火)は、会場が強い嵐に見舞われた。コースはクローズ、多くの選手が調整に苦しむなか、鈴木もこの日は練習ラウンドを行うことができなかった。しかし、3月に出場した「ANAインスピレーション」開幕前に、当地を訪れ1ラウンドを行っていたため、コースについては「イメージは出ている」と答えた。
そのなかで注意するポイントに挙げたのが「グリーン」だ。「ホールによって縦か横のどちらかが狭くて難しい。アンジュレーションもきついので、乗せてはいけないところに乗せると3パット、4パットも当たり前だと思う」と、日本のパット女王をもってしても、驚きは隠せない。「(あえてグリーンを)外していいところもあるし、色々考えながらやらないといけない」と、グリーンを狙うショットの段階からのマネジメントも重要なポイントとして挙げた。
警戒の言葉はこれだけに留まらない。グリーンは「ほとんどが砲台になっている」こともあり、難易度はさらに上がる。「7番、8番で転がして距離を出さないといけない。上っているのでウェッジでは戻ってきてしまうし、ロフトが少ないクラブで転がしていく」と、攻略法は思い描けているものの、「(ANAのあと)日本ではあまり砲台もなく、練習する場面もなかった」とさらなる調整の必要性も感じている。
過去2回の出場は2015年が32位タイ、昨年は予選落ちと満足いく結果は出ていない。開幕まで残り1日。日本が誇るパットの名手はわずかな時間で、どこまでこの難解なグリーンを手なづけることができるだろうか。
今季の海外女子メジャー第2戦「全米女子オープン」が現地時間31日(木)に開幕。日本の賞金女王として出場する鈴木愛は、舞台となるショール・クリークのグリーンに対する警戒心を口にした。
【写真】この日は朝から荒れ模様… アプローチグリーンには水たまり
世界一の女子ゴルファーを決める舞台。その開幕2日前となった現地時間29日(火)は、会場が強い嵐に見舞われた。コースはクローズ、多くの選手が調整に苦しむなか、鈴木もこの日は練習ラウンドを行うことができなかった。しかし、3月に出場した「ANAインスピレーション」開幕前に、当地を訪れ1ラウンドを行っていたため、コースについては「イメージは出ている」と答えた。
そのなかで注意するポイントに挙げたのが「グリーン」だ。「ホールによって縦か横のどちらかが狭くて難しい。アンジュレーションもきついので、乗せてはいけないところに乗せると3パット、4パットも当たり前だと思う」と、日本のパット女王をもってしても、驚きは隠せない。「(あえてグリーンを)外していいところもあるし、色々考えながらやらないといけない」と、グリーンを狙うショットの段階からのマネジメントも重要なポイントとして挙げた。
警戒の言葉はこれだけに留まらない。グリーンは「ほとんどが砲台になっている」こともあり、難易度はさらに上がる。「7番、8番で転がして距離を出さないといけない。上っているのでウェッジでは戻ってきてしまうし、ロフトが少ないクラブで転がしていく」と、攻略法は思い描けているものの、「(ANAのあと)日本ではあまり砲台もなく、練習する場面もなかった」とさらなる調整の必要性も感じている。
過去2回の出場は2015年が32位タイ、昨年は予選落ちと満足いく結果は出ていない。開幕まで残り1日。日本が誇るパットの名手はわずかな時間で、どこまでこの難解なグリーンを手なづけることができるだろうか。