いつもは国内女子ツアーの優勝者を予想しているデータ好きの記者A。今週は海の向こう米国で行われる海外女子メジャー第2戦「全米女子オープン」が行われるということで、注目選手をピックアップしてみました!
【LIVE写真】日本勢は9人が出場 練習日フォトで選手の表情をチェック!
■ショール・クリークで行われる初の女子メジャー 過去には男子で記録的スコアも
今年で第73回を迎えた本大会。1946年に第1回大会が行われた、現存する最古の海外メジャーである。会場となるアラバマ州のショール・クリークは、ジャック・ニクラス設計で1977年に開場したコース。ホールごとに違った顔を見せる中で、全体的にグリーンの速さがあるのが特徴。全米女子オープンが行われるのは初めてだ。
男子では開場して7年後の84年に「全米プロゴルフ選手権」が行われており、そのときはリー・トレビノ(米国)が優勝。この大会でゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)が当時のメジャー大会最少ストロークタイの「63」をマークして話題になった。その後、90年にも全米プロを開催。そのときはウェイン・グラディ(オーストラリア)が優勝している。
■注目選手はこの5人 絶好調の飛ばし屋は隙がない
全米女子オープンといえば、以前は優勝スコアがオーバーパーになることもあったが、昨年大会(トランプ・ナショナルGC)のパク・ソンヒョン(韓国)が出したトータル11アンダーに代表されるように、徐々にスコアも伸びてきている。直近5年で優勝スコアが5アンダーを下回ったのは、パインハーストNO.2で行われた14年のミシェル・ウィー(米国)のトータル2アンダーだけである。となると、粘り強さはもちろん、攻撃力も必要となる。
最注目はやはり昨年の年間女王であるアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)。昨シーズンは6月末に世界ランク1位から陥落して以降、予選落ちが続くなど、らしくない成績が多かったが、最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」で優勝してポイントランキング1位に輝いた。アリヤといえば2番アイアンを駆使するなど飛ばしのイメージが強いが、今季のスタッツを見るとパーオンしたホールでの平均パット率2位、全体の平均パット数も2位。難グリーンを警戒する声が多く聞かれる本大会との相性も良さそうだ。5月の「キングスミル選手権」でも優勝を飾っており、調子もいいとくれば、タイ人初となる全米女子オープンチャンプへ視界は良好だ。
【連続写真】アリヤ・ジュタヌガーンのスイング
次に注目したいのは、“カナダの妖精”こと20歳のブルック・ヘンダーソン。16年の「KPMG女子PGA選手権」では大会最年少の18歳でメジャー制覇。若き実力者の売りは、なんといっても48インチの長尺ドライバーから放たれるロングドライブ。上田桃子らを指導するツアープロコーチの辻村明志氏が「まるでセルヒオ・ガルシアのよう」と驚いたそのスイングは必見だ。
【連続写真】ブルック・ヘンダーソンのスイング
日本人にもおなじみの“メジャーハンター”といえばチョン・インジ(韓国)。13年には韓国女子オープンを制覇。15年の日本ツアー公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で史上初となる日本ツアー初出場でのメジャー制覇を達成すると、同年の「全米女子オープン」では、米ツアー初出場で大会最少ストロークタイ記録のおまけつきでメジャー制覇。さらに、その年の「日本女子オープン」でも優勝。日米韓のナショナルオープン制覇を果たすと、16年から米女子ツアーに本格参戦。「エビアン選手権」にも勝利し、2年連続で海外メジャー制覇を決めている。これまでの米ツアー2勝が両方ともメジャーという、大舞台への強さを今年も見せて欲しい。
【連続写真】チョン・インジのスイング
【プレゼント】チョン・インジのサイン入りオリジナルボールケースが当たる!
応募はこちらから⇒ http://www.alba.co.jp/present/detail/id=2616
日本勢では3試合連続トップ10と好調を維持して、ショール・クリークに入った畑岡奈紗に熱視線を送りたい。また、中嶋常幸が「全米プロゴルフ選手権」で10位に入る健闘を見せたのも、ここショール・クリーク。そんな日本に縁のある舞台で、アマチュアでナショナルオープンを制した19歳にも大活躍を期待したい。ちなみに畑岡が優勝した場合、インビー・パーク(韓国)の19歳11か月17日を抜いて、大会最年少記録となる。
【連続写真】畑岡奈紗のスイング
【LIVE写真】日本勢は9人が出場 練習日フォトで選手の表情をチェック!
■ショール・クリークで行われる初の女子メジャー 過去には男子で記録的スコアも
今年で第73回を迎えた本大会。1946年に第1回大会が行われた、現存する最古の海外メジャーである。会場となるアラバマ州のショール・クリークは、ジャック・ニクラス設計で1977年に開場したコース。ホールごとに違った顔を見せる中で、全体的にグリーンの速さがあるのが特徴。全米女子オープンが行われるのは初めてだ。
男子では開場して7年後の84年に「全米プロゴルフ選手権」が行われており、そのときはリー・トレビノ(米国)が優勝。この大会でゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)が当時のメジャー大会最少ストロークタイの「63」をマークして話題になった。その後、90年にも全米プロを開催。そのときはウェイン・グラディ(オーストラリア)が優勝している。
■注目選手はこの5人 絶好調の飛ばし屋は隙がない
全米女子オープンといえば、以前は優勝スコアがオーバーパーになることもあったが、昨年大会(トランプ・ナショナルGC)のパク・ソンヒョン(韓国)が出したトータル11アンダーに代表されるように、徐々にスコアも伸びてきている。直近5年で優勝スコアが5アンダーを下回ったのは、パインハーストNO.2で行われた14年のミシェル・ウィー(米国)のトータル2アンダーだけである。となると、粘り強さはもちろん、攻撃力も必要となる。
最注目はやはり昨年の年間女王であるアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)。昨シーズンは6月末に世界ランク1位から陥落して以降、予選落ちが続くなど、らしくない成績が多かったが、最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」で優勝してポイントランキング1位に輝いた。アリヤといえば2番アイアンを駆使するなど飛ばしのイメージが強いが、今季のスタッツを見るとパーオンしたホールでの平均パット率2位、全体の平均パット数も2位。難グリーンを警戒する声が多く聞かれる本大会との相性も良さそうだ。5月の「キングスミル選手権」でも優勝を飾っており、調子もいいとくれば、タイ人初となる全米女子オープンチャンプへ視界は良好だ。
【連続写真】アリヤ・ジュタヌガーンのスイング
次に注目したいのは、“カナダの妖精”こと20歳のブルック・ヘンダーソン。16年の「KPMG女子PGA選手権」では大会最年少の18歳でメジャー制覇。若き実力者の売りは、なんといっても48インチの長尺ドライバーから放たれるロングドライブ。上田桃子らを指導するツアープロコーチの辻村明志氏が「まるでセルヒオ・ガルシアのよう」と驚いたそのスイングは必見だ。
【連続写真】ブルック・ヘンダーソンのスイング
日本人にもおなじみの“メジャーハンター”といえばチョン・インジ(韓国)。13年には韓国女子オープンを制覇。15年の日本ツアー公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で史上初となる日本ツアー初出場でのメジャー制覇を達成すると、同年の「全米女子オープン」では、米ツアー初出場で大会最少ストロークタイ記録のおまけつきでメジャー制覇。さらに、その年の「日本女子オープン」でも優勝。日米韓のナショナルオープン制覇を果たすと、16年から米女子ツアーに本格参戦。「エビアン選手権」にも勝利し、2年連続で海外メジャー制覇を決めている。これまでの米ツアー2勝が両方ともメジャーという、大舞台への強さを今年も見せて欲しい。
【連続写真】チョン・インジのスイング
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日本勢では3試合連続トップ10と好調を維持して、ショール・クリークに入った畑岡奈紗に熱視線を送りたい。また、中嶋常幸が「全米プロゴルフ選手権」で10位に入る健闘を見せたのも、ここショール・クリーク。そんな日本に縁のある舞台で、アマチュアでナショナルオープンを制した19歳にも大活躍を期待したい。ちなみに畑岡が優勝した場合、インビー・パーク(韓国)の19歳11か月17日を抜いて、大会最年少記録となる。
【連続写真】畑岡奈紗のスイング