＜全米女子オープン 初日◇1日◇ショール・クリーク（6,689ヤード・パー72）＞

日本の賞金女王・鈴木愛が94位タイと出遅れた「全米女子オープン」初日。その鈴木と5月の日本ツアー公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で死闘を演じた、韓国女子ツアーの賞金女王イ・ジョンウン6（韓国）が、5アンダーで首位タイ発進を決めた。

【連続写真】韓国賞金女王　イ・ジョンウン6のスイング

5バーディ・ノーボギーの安定したラウンドにホールアウト後は笑顔。「今日はパターが良かったです。ボギーを打たないように、トラブルに巻き込まれないように気をつけました」と安定感抜群の1日を振り返った。一方で「まだ初日。始まったばかりです」と冷静さも持ち合わせる。

「やることは同じです」と明日以降を見据えたジョンウン6。昨年の本大会では予選ラウンドを終えてトータル6アンダーの2位タイにつけながら、3日目に崩れて最終5位タイに終わった。そのときの優勝は2016年韓国ツアー賞金女王のパク・ソンヒョン。米ツアー初優勝のおまけもついてその後、飛躍していった。ソンヒョン同様、米国ナショナルオープンで初タイトルを掲げ、世界へ羽ばたくことができるのか。