＜全英リコー女子オープン 事前情報◇31日◇ロイヤルリザム＆セントアンズGC＞

今季米国女子ツアーで初優勝を遂げ、海外女子メジャー第3戦の「KPMG女子PGA選手権」でプレーオフまで進出した畑岡奈紗が、現地時間2日（木）に開幕する「全英リコー女子オープン」前に、意気込みを語った。

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先週の「アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコットランド女子オープン」では決勝ラウンドでスコアを崩し、59位タイに終わった。今週も同じリンクスコースだが、「う〜ん、苦手な方ですかね。やっぱり暑い方がいいですね。寒いと体も動きにくいので」と、リンクスの戦いは少々苦手意識があるという。

それでも、今季めざましい飛躍を見せている19歳にとっては、すべてが新しい経験。初出場となる本大会に向けて、31日の火曜日はプロアマ戦で18ホールを回り、「ティショットがバンカーに入ることを一番避けないといけない」と、戦略を頭にたたき込む。

「先週は3試合くらいやっている感じがしました。頭を使うので」と、疲れが残っていないといったら嘘にはなるが、勢いのあるうちにメジャー制覇をつかみたいところ。「まずはトップ10を狙いたいですね」と、気持ちは謙虚に、ゴルフは緻密に。1977年の樋口久子以来、41年ぶりのメジャー優勝という快挙に向けて、ムードを最高潮まで押し上げる。